PC-G850VSを久しぶりに出してきて色々と遊んでますが、80年代の学生時代はポケコンが各種新発売されて実験データの整理とかで役立ててました。当時は未だパソコンを入手するハードルが高くてポケコンの立ち位置は理系学生にはちゃんとあったと思います。今はそれこそスマホはあるは、中古のノートパソコンも手軽で入手可能ですし、ラズパイとかもLinuxマシンですが殆どパソコンみたいに使えるようになっています。
それでも、ポケコンの電卓とプログラミングを統合してちょっとしたことを色々と自分のプログラミングで処理出来るのは創造性とか思考力を強化する上で非常に良いデバイスだと思います。
スマホベースで新型ポケコンを出すとした場合、Wifiによるネットワーク機能やラズパイまでいかなくてもI/Oポートも使える必要はあります。ここまで書いていて思いましたが、PC-G850VSを少しだけ大きくした筐体にラズパイ基板の電池寿命を考慮版とそこそこ解像度（スマホ並みで良いとは思います）のディスプレイとキーボードが搭載されていたらかなり良いかもと思いました。
Linuxベースだとネットワーク接続は必須ですが、Linuxベースにすると開発環境の自由度は大幅に上がります。また日本だけの仕様でなくなりますので、世界中で容易に販売可能になります。
電池で動くポケコンというところが重要ですが、HP 200LXの進化版のようにも見えてしまいます。
軽快さも重要になってくると思いますが、そんなに重たいOSを動かす必要もなく、コンパクトさ、自由度（C言語、Python、その他Linuxベースで使える開発環境）、電池寿命、ネットワーク機能があれば、使いたい人達が勝手に育てていってくれると思います。
シャープはザウルスを進化させて、かなり面白い商品も出されていましたが、なんか違ってた感じがあります。
ポケコン寄りのLinuxマシンでネットワークが使えて解像度が高くなっていたらって思っています。
電卓機能はこれまでのポケコン同様に入っていてくれると、あくまでポケコンというスタンスも取れていいかと。