Teensy4.0にAudioインターフェースボードを半田付けして、GITHUBから1番簡単そうなサンプルをダウンロードしてビルド、Micro SDにこれまたサンプルを書き込んでヘッドフォンで鳴らしてみただけです。たったそれだけでも実行に移すまでは何か月も経ってしまいました。
Audio System Design Toolというのが便利そうなんですが、とりあえずやってみるということに対しては逆にハードルになってました。
GUIで色々とプログラミングを簡単にしてくれるツールで、絵を作ったらソースコードを出力してくれるという優れものですが、サンプルコードを使ってとにかく動かしてみるという一番単純かつモーティーベーションの原動力につながるところに対しては、優先度は低かったのです。
☆Teensy4.0用のオーディオアダプタボードは下記リンクから購入が出来ます。
Teensy4.0のパフォーマンスは過去にも記載してますが、Arduino系のマイコンの中では突出してハイパフォーマンスです。
シリアル通信させるとロードしているWAVファイルを表示します。
☆Teensy4.0にオーディオボードを半田付けして、ヘッドフォンをつないで音を出すだけなら、下記リンクのサンプルが使えました。
☆サンプル
たったそれだけなんですが、ヘッドフォンから出てきた音を聴いてビックリしました。
無茶苦茶普通に良い音です。
44.1kHzですのでオーディオグレードなのは分かってましたが、サンプルのWAVファイルがよく出来ているからでしょうか、既に普通に凄いです。
ググってもあんまり日本で試している人見かけませんが、これめちゃくちゃ遊べます。
PJRCを見る限りシンセ系で遊んでる人が多そうですが、非常にクオリティの高いものがあっという間に作れそうです。
自作の組み込み系のマイコンでWAVファイルを再生させてみたのは今回が初めてだったのですが、こんなことならもっと早く始めればよかったと思ったのが正直な感想です。