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それでは
下北半島最終日の健忘録です。



●尻労浜(猿ケ森砂丘)
下北半島最終日は
最初からほとんどの時間を
移動時間に費やす事がわかっていたことと
天気予報では時間とともに崩れやすく
終日不安定とのことだったので
少し早目に出発して尻屋崎方面へ急ぎました。

途中で何度か雨が降ってきたりと
たしかに不安定なお天気でしたが
到着した頃にはすっかり良いお天気で
ホッとしました。

折角なら青空の下の景色を観たいですからね。

…で、
タイトルにあるように
尻屋崎灯台に行く前に
猿ヶ森砂丘を観に行きました。
と言っても
遠くから眺めただけです。

僅かに入れる道もありましたし
誰かが入っていくのもみえましたが
私にはそんな時間はありませんでしたし
どんなものでも
近くで見るより遠くから見たほうが
きれいな場合が多いですから
私が見つけたビュースポットで
けあらしが発生しているのを暫し眺めてから
尻屋崎灯台へ向かいました。
住宅街だし専用の駐車場とかはないので
行かれる方は
ご迷惑にならないように観賞しましょう。
とってもきれいでしたよ。






●尻屋鉱山
灯台へ向かう途中で現れる尻屋鉱山
断崖絶壁の自然の中に
大規模な石灰石の採掘場と
セメント工場が出現しました。
調べたらここは
全国有数の石灰石鉱山なんだそうで
高度経済成長期における
鉄鋼・セメント需要に応えるべく
開設されたんだそうです。

この桑畑山周辺には
風力発電のために
エコ・パワーが建設した風車があることは
旅程を考えているときに知っていて
確かに道中にたくさんお見掛けしていたのですが
なぜそれよりも前に存在していたという
全国有数の鉱山について
知ることができなかったのか
本当に悔しいです。

事前調査では出てこなかった鉱山
それはそれは圧巻でした。
カメラに収めたかったのですが
働いている方々にご迷惑になってもなと思い
脳裏に焼き付けてこの場を後にしました。





●尻屋埼灯台
鉱山を後にすると
すぐにゲートに到着。
ゲートでは寒立馬に対する
注意事項が書かれたチラシをいただきましたが
残念ながら
寒立馬は遠くに2頭お見掛けしただけで
あまり近くでは見れませんでした。

ですが
景色は本当に圧巻で
ゲートを抜けて灯台に向かう道路を走っていると
見えてくるのは津軽海峡と尻屋崎灯台

もう本当に素敵でした。

灯台自体は
1876年(明治9年)生まれの
白色塔型レンガ造(複層構造)の灯台で
地上からの高さは33m、階段は128段あります。

そして灯台から見える景色は
津軽海峡側と太平洋側で違う顔を見せており
動画を撮ったのですが誤って消してしまい
手元には写真しかありませんが
本当にきれいでした。




ちなみに
売店で購入した寒立馬のおみくじには
結構良いことが書いてあったのですが
私が今一番気になる学問の欄だけ
図星過ぎて心が痛かったです。


自分に都合の良い言い訳ばかりして
勉強していないので大当たりです。
寒立馬さん、ありがとう馬





●北洋館
お天気の関係で
尻屋崎灯台の観光を早めたことで
嬉しいことに時間が余ったため
諸々の事情で訪問を諦めた北洋館にも
行くことができました。

北洋館は
海上自衛隊大湊地方隊が管理している資料館です。
入館は無料で写真も可です。
展示室は、北の海上防衛をテーマとした
貴重な史料が展示されていました。

そしてこの建物は
当初は海軍士官の社交場として
1916年(大正5年)に建設されたもので
昨日行った水源地堰堤と同じく
外装は釜臥山から採石された安山岩を用いている
石造りの洋館です。

どちらかというと
私は建物の方に興味があったので
間近で拝見できただけで満足です。



で!
北洋館で満足してしまった私は
壱番館、弐番館にも
行けたら行こうと思っていたのに
すっかりさっぱり忘れて帰ってきてしまいました。
くぅ〜悔しい!
弐番館は、
北洋館より早い1915年(大正4年)に
士官官舎として建設されたもので
むつ市有形文化財に
指定されているそうなのですが
壱番館は情報があまりなかったです。
同じ時期だと思うんですけど
なんで指定されてないんだろうか…。

どちらにしても
観に行きたかった(泣)





「青森観光(下北半島#04)」へつづく…




りんご