残暑…。 | handmade labo カシマBASE

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変わった刃物屋です。

どうぞよろしくお願い致します。

なんという残暑…。こんな時期になっても、カシマでの作業は上半身裸でやってるんです。

誰か急な訪問が来たら、ただの変態にしか見えないと思うので、ご訪問の際は必ず一報下さいませ(笑)。

先週に引き続き、何としても欲しかった物をヤフオクにて落札。
届いた時、梱包が突っ込みたくなるレベルでしたね。軽くエアパッキンで包んだだけだったので、ダンボールの中で大暴れしたんでしょうね、レバーが突き出てしまってました…。

…恐る恐る開封。
そうです。バット溶接機を入手しました〜!が、梱包がかなりルーズだったので、動作確認しないことには安心できないので
いざ溶接。カンペキですね。これでコンターワークをフルスピードに加速出来るようになりました。ゴキゲンですね〜。

正直、カシマの作業の中でもコンターワークが占める割合が非常に高くなってきた為、設備投資しないと追いつかなくなってきたのが現状でしたから、これでかなり解消されます。

さて。昨日はかっぱ橋道具街へ訪問。
カシマ洋包丁シリーズのプレゼンのためです。
第一弾としては、ペティ、三徳、菜切の3種類を細かい意見交換。これはセミファクトリーアイテムなので、完全に方向性が固まってからでないと増産体制に入れないからです。

早速、様々な包丁との比較検証。
ペティと三徳は型紙から大幅な変更は無しですが、中子を中間ピンまで伸ばしてほしいとの事なので、その点のみ変更。強度不足なのではという先入観を持たれたくないからというのが先方の理由。

軽量化を重視したデザインですから、ギリギリを攻めてますので、こうした議論の場は有り難いですね。
その他にも筋引きの先端形状について、型紙をお渡しして多くのご意見を集めてから最終形状を決めることに。
その他にも、包丁ケースのご相談など様々な打ち合わせをしました。

その後、社長様からお誘い頂き、ランチをご一緒することに。
前菜から洒落乙ですね〜。美味しい。
メインディッシュも当然。ホントはこのお店、ワインが沢山あるんです。私は残念ながら車で来たので水にしましたが、ワインにとても合う味付けだと思います。

それにしても贅沢なランチですね。仕事と少し離れたお話しを沢山聞かせて頂きましたが、ホントに濃い人生を歩んで来ている社長様のお話しは、ここではとても書けないほどの濃い内容で、料理の味が何倍にも感じましたね。普段とは掛け離れた時間を過ごせたので、とても楽しかったです。

このおもてなしに対するご恩は、作品提供にて返させて頂きます。

さて。ここからはいよいよ関アウトドアズナイフショーの準備に入ります。

テーブルサイズが小さいのと、刃長制限があることから、あまり大きいサイズの刃物は持っていきません。

何せ初出展なので
革包丁シリーズ。
ネックナイフシリーズ。
ポケットナイフシリーズ。

カシマが手掛ける定番モデルを中心ご紹介出来ればと考えております。

行きますよ〜。

See you !