65分という短さであり
リアルな設定なのに 結局フィクションであるという中途半端さから
大絶賛するほどの気持ちにはなれませんが
今までニュースで報道されても聞き流してきた
「ウイグル」とか「東トルキスタン」とか
中国政府の弾圧の実情について知るきっかけになりました
映画の冒頭で ウイグル文化センター議長が
「ウイグル人は 非暴力主義の民族です
殴られて殴り返すと さらに激しく殴られる
争いの連鎖が続くだけ だから殴り返さない」
と言っていたのが強く印象に残りました
ウイグル自治区をめぐる一連のニュースに
あまり関心のなかった私は
弾圧される少数民族に対する共感はあったものの
「結局自爆などを含むテロ行為で
事態を変えようとしている不穏な人たちなのではないか」
という誤った認識しかありませんでした
議長は12歳のときにウイグル自治区から
カザフスタンにやってきて35年間
(カザフにやってきたというより
いろんな理由で
ウイグル自治区では暮らしていけず
やむなく逃げてきたという印象)
想像しただけで 血が凍る思いですが
「ウイグル人である」という理由だけで
実際に殴られたり 辱められたりしたことでしょう
そんな人が しかし「仕返しはしない」と言うのです
次代の教育などに力を注ぐといった
建設的・平和的な方法で
未来を打開していこうとしています
そのほうがいいとわかっていても
実際そんな風に正しい道を歩むのは
容易なことではないはず
非常に感銘を受けましたし
ウイグル民族についてもっと知りたくなりました
日本人とは文化の面で いろいろ違いもあるでしょうが
日本人と同じように 尊く歴史を持ち
優れているひとつの民族が
地上から消されようといていることを
多くの方に知ってもらいたいです