原題は 『’Tis』(it is の省略形?)
まだ全体の5分の1くらいしか読めてないけど
自伝的な要素が強いものって大好き

悲惨だろうと醜かろうと
現実って あるイミ最強で
説明不可能だが心打たれる

作者フランク・マコート自身の 極貧を極めた
典型的アイルランド人家庭での幼少期を描いた
(失礼かもしれないが アイルランド人というと
貧乏でアル中のイメージが定着してる)
1999年の映画『アンジェラの灰』の続編がコレ
映画も見てほしい
最初から最後まで 不潔な生活環境・
金銭の苦労・アルコール中毒の描写に徹してるけど
作者の母アンジェラを演じたエミリー・ワトソンが
素晴らしいし
家族を飢えさせてでも 酒を飲んでしまう
父親役のロバート・カーライルが
まあダメ男なのは ハッキリしてるんだけど
愛すべきダメ男で憎めないので ぜひ

フツー親がダメだと
子供も環境的・心理的に根深い影響を受けてしまうのだが
それだけに 余計フランク・マコートは頑張った
とにかく頑張った(大泣)
というラストが読みたくて
今せっせと字の小さな英文を読み進めている

19歳のフランクが単身でNYに渡ってくる所から
この本は始まる
とにかく栄養状態が悪い
ガリガリにやせて 眼病を患っており
軍隊でシゴかれる場面などは
体がポキっと折れやしないかと本当に心配
顔中ニキビだらけで
女の子と何を話したらいいかもわからない
ホテルの下働きとして ギリシャ人にこき使われながら
まだ20歳かそこらで
「一生こんな生活はしたくない」と自覚して
自分のやりたいことの 片鱗でも見えてるトコがすごい
食うや食わずの生活をしながら
(職場も大変そうだが
下宿にもうるさいオバハンがいて
部屋にオンナどころか食べ物も持ち込めない
夜遅く本を読んでたら
“電気代が~”と言われ 強制的に寝かされる
)まだ結末は知らないけど
フランクの成功を信じている
成功というか 彼が自分の生きたいように
生きられる日が
来ることを