1つ前に書いたアニメ「シャイニーカラーズ」について。
「粘着しすぎだろ、いつまで文句たれてんだ」って感じですが、
まだ気になったことがあった。
1～2話とかのときは、フルCGだけど表情をはじめとした動きが丁寧で
MMDみたいに決められた動きを決まった速度でする、みたいなことがなかったんですが、
その後は売りの1つであると思う動きの表現も乏しくなって、
この10話の中でもメンバー全員がダンスの練習をするっていう
それをアピールできる場面があったはずなのに
なんかチマチマした振り付けとか、簡単なステップばかり。
おそらくダンスの得手不得手の設定があることを感じさせるように
各メンバーの動きが微妙にずれてたりするんだけど
フルCGという状況では「一人一人動きに個性があるんですね」なんて感動はもはやなし。
ただ統一感なくそれぞれがチマチマ動いてるだけ。
アイドルコンテンツといえば踊りも一つの目玉なわけで、
そこはCGの強みを生かして大いに動かせよ、と。
それともまだ合宿段階だから本番でのお披露目までお預けってことだろうか。
同じくAbemaのアニメチャンネルで推されてたので
改めて「ガールズバンドクライ」の最新話を見てみたら、
こっちはこっちで動かしすぎというか、CGだからってのをいいことに
普通のライブ映像ではありえないようなカメラワークで
すごいスピードでメンバーをズームしたり回転したりしてるせいでかなり見づらく、
これはこれで「手段と目的をはき違えてないか？」っていう。
とはいえ、激しいライブの躍動感を表現するならこれくらいあって然るべきで
希望に満ち溢れた新曲が完成したってのに
しんみりしたエンディングを含めて全く高揚感がなし。
作り手はどういう意図でこれ作ってんだろ、って改めて思うわ。