チャンスで決められずに批判されたスポーツ選手や、
映画や漫才が「つまらない」って言われた映画監督や漫才師などが、
「だったらお前がやってみろよ」って返す事例があるじゃないですか。
「それは違うだろ」とは思いつつも、そう言いたくなる気持ちもわかるもんです。
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今日は年1回行われるマンションの総会。
事前に、過去の総会に何度か出席された舌鋒鋭いおばさまは出席されないってことを聞いてて
それなら大丈夫かな、と思ってたんですが
いざ始まってみたら理事以外の出席者が3人もいて
その中の一人のおっちゃんがガンガン来るタイプで。
長年の懸案事項になっている管理費の未納について
「いつまでダラダラやってるのか」って感じで。
もちろん解決したい気持ちはある。
ただ、そんな法律とか経営とかの知識がないから何をやっていいのか分からない。
それで管理会社のサポートを受けて今の状況になってるのに
「だったら弁護士にでも頼んで意見をもらったらいい」と簡単に言いやがって。
ちょっとした話をするにも弁護士ってお金がかかるから、
それで二の足を踏んでたところがあるけど
まあ事態を動かすためにはそのくらいの出費はやむなしってことだよな。
・・・って具合に、この人の意見を聞きながらいろいろ考えてたんですが、
この人が「時効の中断はされてるんですよね？ それがされてなくて、
取り返せない未収金があるようでしたら理事会に対して損害賠償しますよ」って言い出して、
それで一気に場がピリッとしちゃって。
“損害賠償”ってのはインパクトがある表現ではあるけど、
実際マンションの管理や修繕のためのお金が入らずに他で補填することになったら
そうなるのも致し方ない。分からなくもない言い分ではある。
実際、時効の中断の手続きはされているからそこは大丈夫なんだけど、
ヒステリックな理事のおばちゃんがキレ気味に
「誰も理事のなり手がないから私たちはずっとやってるんですよ。
それなのにそういう言い方はないんじゃないですか。
だったらあなたがやればいいじゃないですか、って言いたくなりますよ！」
これもまたそうなんですよね。上にも書いたとおり、
こっちはプロフェッショナルではなく、ほぼボランティアで参加している。
もちろん問題意識はあるけどじゃあ何ができるのかってなると分からない。
「それだけしっかり考えがあるならお前が理事になれよ」ってのはごもっともだ。
（実際、この人は外部所有者だから理事にはなれないんだけど）
そういう理事の背景を理解してくれたようで、このおっちゃんが
「失礼しました、今の発言は撤回します」とは言ったんだけど、
政治家の失言でもそうだけど、撤回したところで何なんだって話で
結局本心でそう思ってるのは変わらないんだよな。
で、来年度は何とか状況を動かそうって方針になって
他の議題も話し合って総会は終わり。
そこでこのおっちゃんから名刺をもらったんだけど
肩書には建物管理うんぬんって書かれてたので
まさに「お前がやったらええやん」って感じだった。
また、このおっちゃんはヒステリックおばちゃんにも話しかけていて
「すみません、いろいろ言ってしまって。理事の方よろしくお願いします」って謝罪してたんだけど
おばちゃんの方はぶっきらぼうに「考えときます」と。
そこで「いえいえこちらこそ」みたいな大人な対応ができないところが、
このおばちゃんの何か欠如してるところだよなぁ。
それくらい怒ってるってのを差し引いてもね。
仕事がクソ忙しくて気が滅入ってたのに、
それ以上に食らわされる日曜日・・・ひどいわ。