今日話題になってたのが、とあるドラマに関して
8話くらいまで脚本家が脚本を書いていたものの、
原作者の意向が無視されている内容に堪えかねて、
9~10話は原作者自身が脚本を書いた、と。
これについて原作者自身が事情を説明し、
一方の脚本家はインスタで不満を漏らしていたというもの。
前に「推しの子」実写化に関して、
コミックのキャラを強引に3次元に乗せ換える違和感が、
実写化が批判される要因の一つなのでは、ってことを書いたけど、
見た目だけでなく内容の方でもイヤな顔されることが少なからずあったな。
実写化(あるいはコミックをアニメ化)する際に、
原作を忠実に再現するのでは実写化の意義が薄いからって
脚本家などの制作側がオリジナリティを加えるケースが少なくないでしょ。
オリジナルのキャラ、設定、エピソード、結末・・・。
これがハマればいいんだけど、そんなの望んでる原作ファンは少ないだろうから
どうしても「いらんことすな」って見方になるよね。
結局は原作者とコンセンサスが取れてるかって話で、
今回はこれがないがしろにされていたことでこんなことになったんでしょうね。
(脚本家が勝手なことをしたのか、間に立ってるプロデューサーが悪いのか)
これがちゃんとできていてそれなりの信頼関係が築けていれば、
原作にないぶっ飛んだ要素でもなんてことないんですよね。
・・・っていうのを「ぼっち・ざ・ろっく!」の制作裏話で思い出した。
原作がコミカルだからアニメ化する際に遊ぶ余地がたくさんあるとはいえ、
原作者自身が「何この演出?」って笑いながらつぶやいてるのは
双方の関係が良好であることの証拠だよなぁ。