ソーシャル(メディア)マーケティングという言葉がぼちぼち廃れてきた今日この頃。もともと「ソーシャルメディアを活用することで今までリーチできなかった顧客とつながり、そこから情報が拡散されて何倍もの人たちに認知される。そこに対話が生まれ、新しいビジネスチャンスをもたらす。」なんてのは絵に描いた餅なことはわかりきってましたが、ソーシャル(メディア)マーケターを自称する方がさんざん煽ったので、ソーシャルメディアが夢のツールのような幻想が存在したことは紛れのない事実です。でもこれでやっと本来のソーシャルメディアの意義が認知され、それぞれの目的に合った地に足の着いた活用が進むものと思われます。
ループスの齊藤さんも「DO SOCIALからBE SOCIALへ」とおっしゃってるように、ソーシャルであることが重要なんだと思います。

ペニーオークションに絡んで芸能人のブログでの提灯記事が話題になり、ステマの名前が一気に知られるようになった。ただあれは、ステマというよりも詐欺だし、善意の第三者みたいなコメントで被害者ヅラするなんてとんでもない話で、詐欺の片棒を担いだ加害者として扱うべきですね。


なんていう話はともかく、今回のテーマはステマ。さっきの事例が目立ちすぎたせいかステマ=ブログの提灯記事みたいなとらえ方がされて、ステマというマーケティング手法があるように思われてるけど、これはあくまでもステルスなマーケティングであり、いろんなマーケティング手法で使えるダークな施策の総称なんだということを理解しておく必要があります。


テレビの通販番組はかなりの部分がステマだし、プロダクト・プレースメントもステマ。お店のメニューのランキングを当てる番組なんか全体がステマと言っていいくらいです。それがあるからテレビ局は芸能人のステマブログを追及できないと思われても仕方ないよね。


ただ、ステマがダメなのかというと必ずしもそうではなくて、ユーザーにとって有益な情報であればステルスであるかどうかは関係ないんじゃないかな。問題は、詐欺とか虚偽に手を染めること。これに関与した著名人は猛省する必要があります。

気が付けば半年ほども放置状態だった。その間、いろんなことがあったなぁ。知り合いの経営者が事業を手放して新会社を作ったり。コンプガチャの規制とか(笑)。アドテックも面白かった。まあ、アドテックについては別途書くとして、今日はSEOの話。


というのも、12月に参加したセミナーで講師がむちゃくちゃなことを言ってたんですよねぇ。それこそツッコミどころ満載!

・今時「メタタグのキーワードが重要」って・・・

・フェイスブックページを作るとSEOに効果があるとか・・・

他にもいろいろ


それだけならアホなコンサルタントで済ませるところなんだけど聴衆から賛嘆の言葉が相次いだのでほっとくわけにもいかないし、とりあえずここにメモっておいて自分のプレゼンの時に情報提供することにしました。


SEOの重要事項

・グーグルが禁止していることはやらない

・いいコンテンツを作る

・頑張って宣伝する(自然リンクを増やす)

・正しい構文でサイトを構築する


特にパンダとペンギン(アップデート)についてはきちんと把握しておく必要があります。

もちろん最低限やるべきこととして以下は行う必要があります。

・ページ内容を正しくタイトルに入れる

・サイト内リンクについてはアンカーテキストとリンク先のタイトルを近いものにする

・クローラー用のサイトマップを作成してアップする


最後に、あまりコンサルタントの言うことは真に受けないことですね。(渡辺さんや鈴木さんは別ですよ。)