こんにちは。脳神経外科の片桐彰久です。
片桐の「片」は片頭痛の「片」です。
都内の病院で頭痛外来を開設しております。
2月に入りました。
連日の寒さで脳卒中の方が多いです。
ヒートショックにお気をつけください..
昨日の患者さんはヒートテックっておっしゃってましたがそれでも通じました(^^)
↓脳卒中についてはこちら↓
さて、前回ゆらぎ期の頭痛の方にエクオールを勧めさせていただくことがあるとお話ししました。
エクオールとは大豆イソフラボンの代謝産物で、
大豆イソフラボンのうちダイゼインが腸内細菌によって代謝されて作られます。
エクオールはエストロゲンと形が似ているため、更年期でエスロトゲンが減ってきた時にエストロゲン受容体にくっつくことができます。
大豆イソフラボンなら飲んだことあるし…
大豆製品嫌ってほど食べてるし…
と思っているあなた!!
イソフラボンを代謝できる腸内細菌はなんと!
実は日本人の2人に1人しか持っていないのです!!
持っていない方はいくら大豆を食べまくっても、
ゆらぎ期に重要なエクオールにはなっていないのです!!
この腸内細菌、欧米だと日本人よりさらに少ない30%しか持っていないそうです。
日本でも今の中高年では51%持っているものの、
食生活の変化のためか、日本人若年女性では5人に1人しか持っていないというのです!!
これはチェックしてみるしかない!
と妻が早速この腸内細菌を持っているのかチェックしてみました。
結果は次回...
写真は小笠原伯爵邸の見事な生花。
お菓子が美味しくて時々立ち寄ります。
ストレスが多いとどうしても甘いものの量が増えます..
頭痛がなくなったら、かなえたい夢はなんですか?
頭痛治療に取り組むことは、人生に向き合うことだと思います。
頭痛のない人生を一緒に目指しましょう。
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