ホンダ純正ドライブレコーダ(ディーラーに任せず128GBまで使えるOEM製品にしとけばよかった・・・)
DRH-204VDにて32GB純正マイクロSDカードの容量の少なさに気付き、32GB以上の使用できるマイクロSDカードを探しています。
なおDRH-204VDに付属していたマイクロSDカードの製造元不明
純正マイクロSDカードと他のSDカードの違いがマイクロSDカードの仕様書が無いので手探り状態
ご存じの方が居ましたらコメントに記載をお願いします。
調査道具
調査ソフト(保存形式:FAT32)
CrystalDiskMark 6.0.2 x64 (2020.09.08時点最新版は、ver7.0.0)
SD Card Formatter (純正品:SDカードの形式に応じて自動フォーマット)
SD Card Formatter IO (汎用品:SDカードに好きな形式で手動フォーマット)
マイクロSDカードの規格
1.SD規格(~2GB) : FAT16
2.SDHC規格(4GB~32GB) : FAT32 ← ホンダ純正マイクロSDカード(MLC)
3.SDXC規格(32GB~2TB) : exFAT ← SD Card Formatter IO でFAT32にフォーマットしてます
4.SDUC規格(2TB~128TB) : exFAT
マイクロSDカードのチップ規格(SSD・SDカードに使われているNANDフラッシュメモリの素子の書き込み回数の上限)
1.SLC(Single Level Cell)チップ:10万回
2.MLC (Multi Level Cell) チップ:1万回
3.TLC (Triple Level Cell) チップは1000回
販売サイトへのリンクを貼ってます。
各microSDカードの性能調査
テスト環境(FAT32)
5回平均
書き込み/読み込み:1GB
左側の「Read [MB/s]」が読み込み速度
右側の「Write [MB/s]」が書き込み速度
Seq Q32T1:シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ512KB
4KiB Q8T8:シーケンシャルアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと8 Queues、8 Thread)、ブロックサイズ4KiB
4KiB Q32T1:ランダムアクセス、マルチキュー&マルチスレッド(デフォルトだと32 Queues、1 Thread)、ブロックサイズ4KiB
4KiB Q1T1:ランダムアクセス、シングルキュー&シングルスレッド、ブロックサイズ4KiB
@ドライブレコーダとして必要とされる能力は、書き込み速度(Write [MB/s])と思われる
ホンダ純正品を基準にして、みようかと・・・
外れと当たりの差が大きくてビックリ!!
キングストン(一般グレード)とHIDISCは、 ドライブレコーダ用 として使うことはやめた方が良いというのが分かりました。
必要最低条件を満たしているのが、
①SUPER TALENT Premium Pro Durable microSDHC 32GB
②Team microSDXC 128GB
この二つでも使えませんでした。
高耐久と書かれていても、ハズレが多いことが分かりました。
スマホや動画基材で使えるかどうかは、Amazonの評価だけでは当てになりません。
基準を満たしていても、DRH-204VDでは使えない。
中華製のドラレコには使えます。
論外は、バックアップ専用ですね。
どうもSCLタイプでビデオスピードクラスがV30以上必要
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ビデオスピードクラス 最低保証速度
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ビデオスピードクラス6 6MB/sec
ビデオスピードクラス10 10MB/sec
--------↓OK ↑OUT--------
ビデオスピードクラス30 30MB/sec
ビデオスピードクラス60 60MB/sec
ビデオスピードクラス90 90MB/sec
※2020/12/09 追記:DRH-204VDで使えるmicroSDカード(純正除く)