小さいつが消えた日 | ズツキホッパーの地獄

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一瞬を全力で生きる男の物語

昨日、感動の渦の中、無事に千秋楽を終えることができました。

卒業公演ミュージカル「小さいつが消えた日」

11月から4ヶ月間ほぼ毎日稽古をしてきて、迎えた本番だったのですが

お客さんはかなり感動してくださったみたいで、とても良かったです笑

去年の卒公より面白かったよ!と言ってくれる人もいたし、涙を流す人もたくさんいました。


それぞれの役の個性がすごく出ていて良かったという感想をよく聞きます

僕らも一生懸命頑張りましたが、やっぱりキャスティングがみんなピッタリだったんだと思います笑

僕もすごく良かったという感想をたくさん頂きました。

老人の雰囲気とか重みとか、上手に表現できてたみたいです笑

こさんを気に入ってくれた方もいたみたいで、本当に嬉しいです。


千秋楽が終わったあとはそのままサプライズで、出演者、裏方に花束が渡されました。

そのとき校長先生に「ズツキ、お前は良いものを持ってる」と言われました笑

嬉しかったというより、面白くて笑ってしまいました笑←


公演が終わったあと、みんなで円になって、キャストが全員ではなかったものの、一人ずつ感想などを話しました。

僕の番がまわってきて、話し始めたら、涙が止まらなくなり、大号泣しながら話しました。


自分は「努力すれば努力しただけの結果が出る」と考えていたけど、実際はそうではなくて、頑張っても頑張っても上手くいかなくて、こんなに頑張ってるのに全然良くならなくて、周りのみんなはどんどん良くなっていくのに、自分は置いていかれていく感じで、共演者のみんなが「あいつ何で良くならないんだよ」とか「努力してないんだろ」とか思われたらどうしようってずっと思ってました。

本番3日前になっても、先生から「まだ高校生だね」って言われて悔しくて、哀しくて、苦しくて、泣いちゃったんだけど、でもなぜかそれが楽しくて

ゲネプロで初めて自分の納得できる演技ができて、そういう苦しい思いはマイナスなイメージがあるけど、そういうマイナスな感情が自分にとってプラスの力になってくれるってことを体で感じることができました。


っていうようなことを泣きながら話しました。

他の人もどんどん泣いちゃって、先生が「男子ってこんなに泣くんですねぇ」って笑

本当に大号泣大会でした。

演出の先生にも共演者にもスタッフにも練習時間にも場所にも恵まれて幸せな日々でした。

感謝感謝です。