失明日記9 | 嘘の数だけ線を引こう

嘘の数だけ線を引こう

嘘とか付いてますけど本当の事だけ書きます。言いたくない、書きたくない事は黙秘ということで。

くっちゃ寝。聞いただけなら天国ですが、その時の自分は受験生。しかも11月。そんな自分に許される行為はくっちゃ寝だけでした。

くっちゃ寝の最大の理由は手術に備えて目の玉を休ませる事でした。なので体起こしておくのも、あお向けに眠る事もNGでした。

それどころか、見るという行為自体却下されている状態でした。


どういう事かと言うと、まず、眼鏡の使用不可です。その上で点眼薬で瞳孔開きっぱなしにされました。部屋の中で寝ている分には瞳孔の開きっぱなしはさほど不便はありませんが、後々の定期検査の時そのつらさが分かりました。


どんな感じか?後にバイトで働いてた時に、土曜日だったかな?午前中に定期検査行って、夕方前辺りに出勤予定。これだったらまったく問題ない仕事になる予定でした。が、その前日、社員の方から昼間から出てくれとの要望。当然言いました「定期検査で目がおかしくなってるので時間的に無理です」って。それでも良いから来てくれと言われて、お世話にもなっているので渋々行く事になったのです。

目がどうおかしくなるかというと、極端に眩しくなってしまい、気持ちは目を開こうとしていても、顔面が拒否しているというか、勝手に閉じようとしてる状態です。おそらくしかめっ面のようになった変顔でしょう。鏡みても、焦点すらおかしいので自分では見れた事ないのですが、顔面が筋肉通になりそうです。

それでも働いていたら、出勤を要望していた社員の方が言ったのは「病院行った方がいいんじゃない?」

「だーかーら言ったのにー!」心の中では叫びましたが、その場は笑ってすましました。


そんな感じでおかしな顔面になってしまう点眼薬です。


そんな状態で許可されたのは、寝る事、食べる事、トイレに行く事、ラジオを聴く事くらいです。風呂にも入らなかったな。風呂があるらしいけど入った記憶というか、風呂の形状自体記憶にないな。病棟のろくな説明無しで担架で運ばれ、出歩き不可、見るのも不可だったからな。手術の為の入院じゃなかったら耐えられん。ほぼ健康体で1ヶ月風呂入らないなんて。


なのでこの後3週間ほど何もなかったので、しばらく入院中の時系列無視で書きなぐっていこうかとおもいます。

そんなにないけどね。


続く。