まるでサウナにいるみたい。
5月末から、熱中症で搬送された人は2万1千人を越えるらしい。そらそうよ、あついもん。
そしてこの湿気。
お肌に潤いを、なんてレベルじゃない。ぶあっつい油取り紙が必要ですわよ。年頃の男子高校生もびっくりよ。
いちおう日本の北、山形でもこんななんだから、もっと南はどうなんでしょ。高知はいかがですか?東京は?
東京の友人から、「近所で腐乱死体があがりました。熱中症で倒れた老人だそうです。この家はこんなに賑やかなのに。そして、その事を知った次の瞬間には笑い声。まぁ、そんなもんやろね。世の中を感じた」とメールがありました。
世の中だ。
近所で孤独死した老人の腐敗死体が発見されて一日中暗かった高校の後輩を思い出した。
「あたし、台所の隅のゴキブリの死さえもショックで仕方がない。こんなので生きていけるだろうか」と泣きそうだった大学の友人を思い出した。
世の中だ。
ようわからんけど、世の中だ。
そんなくそ暑いなかでも、山形市内は5日からお祭りだそう。
『山形花笠まつり』 。
前日の今日は、山形花笠サマーフェス&県観光物産市をやっておりました。
お店が出て、人だかり。
しかも、県の観光物産市だから、山形県各地から出店していて、山形ならではの出店がたくさん!
季節柄か、芋煮はなかったけれど、山形県内各地方の名産が並んで、珍しかった。
鮎の塩焼きとかの他に、カジカの塩焼きとか…高知で食べたことないよ~~~!
スイカも、安っ!
いいねえ、こういう目新しくて華やかなのは、目の潤いになるねえ。
これでここまで暑くなけりゃさいこうだよ~。
その後、駅近くを散歩。
山形城のまわりには、お堀かと思いきや線路が走っていて、時代が交錯していますね。
明治時代にざん切り頭を叩いてみれば文明開化の音がしたときのように、違う文化が入り交じってひとつの情景ができている違和感と新しさが、好き。
このちくしょーくそ暑いなかでも、歩いてみればなにかの発見があるもんです。
だから見知らぬ土地は楽しいや。
いつも新しい土地に行くたび、高知から出た事ないおばあちゃんに見せてあげたいと思う。
auから、デジタル写真立て発売されませんかね?docomoとsoftbankにはあるんですが…
敬具