連合も労働者の団体と思うのであれば、少なくとも国民が豊かになるのをそぐ政策は反対しないと | ずるずると道・郷・話を愛でる

ずるずると道・郷・話を愛でる

房総半島から栃木県北部を中心として、
街と街を結ぶ県道・国道・峠道を巡回しながら、
持続可能で成長する日本の未来の為に成すべき事を考えます。
日々の個人的な興味について書くこともあります。

寝言は寝て家という言葉もある。確かにそうだ。このような戯言を言いたかったら、まずは布団に入って寝ることが先だろう。

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d770054e82970b08004f6e5fe4d1ed38677e6dd

 

 

わかりにくいのは、連合の態度の方であろう。連合が主に支援する立憲民主党は、自民党の執行部の連中と同じく、政府がカネを出さないことが日本の今後のために良いと考えていることになっており、それ故に、立憲民主党の勢力が拡大することが是だと思っているご様子である。それ故に、上記のような、国民民主党の積極財政、消費税減税の勢力が実質つぶれてしまうことを容認しようとしているのである。要するに、本気で日本経済のことを考えていないという意味では、経団連と何ら意見は変わらない、労働貴族の団体に成り下がってしまっている。

 

参加の団体が、どう動くのかというのは注目したいところだろう。

国民民主が分党して、積極財政民主党、立憲に合流したものが、緊縮財政民主党という形で、経済政策の根幹部分によって政党が分かれるとすれば、それはかえって有権者からするとわかりやすい。与党についても、そういう形で、緊縮自民党と、積極財政自民党という形で別れる形になればいいとは思うが、与党の味を占めた状態で、公明党の岩盤支持層を抱え込んでいる状況で、小選挙区制の衆議院では、このまま維持する選択をしてしまうだろう。本来は、党を割ってでも訴えるべき積極財政の考えの与党議員も、一るとただの人ということが怖くて与党にしがみつき続ける。何かの事後でもあったときまで息をひそめているつもりなのだろう。それは、必然的に起こせるのか、確率の問題なのか、どう考えているかでその本気度が変わってくるには違いない。その虫っぷりが本当にひどいので、有権者からするとどうの頼りなく、投票行動としてどうすればいいのかというところである。まあ、強い与党という意味では落選の心配がないのでいつまでも待っているという手は戦略としてありかもしない。

 

まあそれでも、外からの圧力がない限りは中の力も発揮する機会もないのも事実なので、野党側からの行動は必須だろう。そのために、その支持団体である連合の動きは重要になってくるだろう。そこの構造が変わるのであれば、それは政変の起爆剤にはなりうるのではないだろうか。どうせ労働貴族なのだから、考え一つでよいことにも悪いことにも手を染めることができるのだ。コロナ対策も長期間にわたるということが確定しているので、待っているだけでは本当に賃金の低下や雇用の不安定が加速していくのである。すでに、新卒採用もいつか来た道のように、減らされる状況である。ここで国が動かなければ、未来に禍根を残すことは、すでに、氷河期世代の惨状からわかり切っていることである。そのような厳しい現実を反面教師にして、これから先の具体的に生活やその未来の生活をイメージする行動をとっていく人が増えていくことを期待する。