仮)アニメBEATLESSの端に見える現代のB層操作 | ずるずると道・郷・話を愛でる

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会社の同僚との話で知ったのであるが、1月から始まって6月までやっていたアニメにBEATLESSというものがあったそうな。

 

TVアニメ「BEATLESS ビートレス」公式サイト

 

原作は近未来のディストピア(?)を描くラノベ(といってはいかんのかもしれないが)の様のであるが、女の子(の造形)が多めに出てくるぐらいの傾向はあっても、いわゆるご都合主義のハーレムラブコメ※というほど、お気楽なものではないらしい。

 

※ハーレムラブコメはリアルに描こうとすると実は修羅場の連続であるという論は、平坂読の「僕は友達が少ない」の結末で語られていることである。どこかのイスラム系の石油王出ない限りはそんな状況が社会的にも認められることなく、状況が長くて3年しかない高校生活の中で起こっていたら、長くても3年しか持たないことは、火を見るより明らかなことであろう。

その舞台が、大学や社会人の世界へ移したら実はもうちょっと続くのではないかというように書いたのが同じ作者の「妹さえいればいい」なのかもしれないと、アニメを見た限りは思った。自分自身の経験を踏まえても、ある種の「モテ期」は、なる前は童貞の憧れであっても、間違ってなってしまえば実はよっぽどうまくやらないときれいには立ち回れず、立つ鳥も後を濁さないということにはならなさそうである。傷つくのを極端に恐れてしまうその性質は、結局は破滅的な展開をもたらすこととなるだろう。

これらの著作に大いに影響を受けたとされる、渡航の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の落としどころをどうするのか作者が迷っているのは、そのような事情があるに違いないと当方は勝手に思っている。おそらくは、どこかに不満の残る展開となるだろうがそれはそれ、リアルなことであり、リアルではありえない多選択肢のあるノベルゲームでは、各ヒロインときれいに結ばれる展開を描けるのである。

 

見てないので実はよくわかっていないのであるが(見ろよ!という批判は甘んじて受ける)、アンドロイドが人間と区別できなくなるぐらいの装置となっており、それを介して、人間たちにいろいろなことを働き掛ける。それが、世論を作っていく・・という内容が含まれているようである。これは、今では、PC・・・というよりは、スマホのSNSを通じた情報の授受の世界が確立しつつある中で、それが、自由意志で行っている選択と思わせながら、巧みに操作側の思惑に従った誘導がなされているとすればどうなるか、ということである。

 

ブログを書いているとGoogle先生がこんな広告を目に入るように示してくれる。自分の意見が多数意見であるかのような状況を金で作り出すものであろう。

 

IT界でくりひろげられている、お花畑系の世界市民の言説は、グローバリズムを助長し続けている。

そのリアルな結果が、EUを襲う土着キリスト教文化の死であり、イスラム民によるヨーロッパ世界の破壊であろう。

スウェーデンは政府が先導してヨーロッパの国であることを放棄したかのようなキャンペーンを繰り広げ、多文化共生という、多産のイスラム民に国民のマジョリティーを譲る路線を固定化してしまっているのだ。

 

アニメに関しては、水島精二監督ということで、おそらく、アニメ絵にして、フル3Dの作品ではないかと思う。

同監督の、東映アニメーション制作の楽園追放以来で見る作品になりそうだ・・。というこの時点でまだ見てないが。見ようと思っている。

 

 

 

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