(―6から)
今回の旅行でいろいろ気付いたことを。
・東海道本線新垂井線
下りの優等列車や貨物列車が走る区間で、記憶では初めての乗車区間です(もしかしたら幼少の頃、長野方面から大阪へDC181系「しなの」で通ったかも)。
記念に窓にスマホを置き、南荒尾信号所から関ヶ原駅までを撮影しました。
敦賀発着となるサンダーバード・しらさぎは、新幹線ホームの真下に新設され、エレベータやエスカレーターで移動するそうですが、その他の普通列車はこれまでのホームを使用するので、相当の距離と時間がかかりそうです。優等列車に誘導する作戦でしょうが、新快速で大阪へ行く人が多い気がします。でも指定席特急券が安価なのでいい勝負かな。
・北陸トンネルを通らなくなるどころか
トンネルに入る瞬間です。
昭和40年代から約60年、特急街道と呼ばれた北陸路が終焉を迎えるわけで、681・683系は関西方面から敦賀から先の入口ともいえるトンネルを通らなくなります。同時に敦賀以北の交流区間も走らなくなるから(走るのは七尾線内の特急のみ)、281・283系に改造するのでしょうか。
福井駅ホームの乗車案内の表示を車窓から撮影。見納めになる駅が多いです。
芦原温泉の時刻表です。初電から最終まで万遍なく、通過列車を含めると1時間当たり特急3本普通1本なのがわかります。60年続いた特急街道の所以です。
乗車目標(大聖寺)。多くの駅で「68系」ってなっていて。たしかに特急は681・683系しか通りませんが、だからといって1や3を省略するのは如何なものかと。
今回新幹線乗継で自由席特急券を購入したのですが、「乗継ぎ制度」と「自由席」がなくなります。ついでに今回と同じ一筆書きの乗車券の場合、在来線は第三セクターになるため恐らく使用不可、敦賀からは北陸新幹線の乗車が必須になります。
・一筆書き乗車券
気になって今回同様の乗車券と、第三セクターを利用した場合の運賃を比較してみました。
【改正前】 今回の乗車券は画像の通り\13,200.-(改正後もJRのみ乗車なら同額、但し敦賀~新幹線利用)
【改正後】
東京都区内―敦賀= 8,030
敦賀―金沢 = 2,730(「ハピラインふくい」「IRいしかわ鉄道」通しで)
金沢―新秋津 = 7,480
合計 =18,240
5,000円以上の割高!!
因みに特急券、ダイヤ改正前後で変わる部分のみとして
【改正前】 名古屋―芦原温泉=1,100(新幹線乗継ぎ・自由席)
【改正後】 名古屋―敦賀 =2,390(しらさぎ・指定席)
2倍以上しますが普通・新快速乗継でも行けるので構いません。
ということでいろいろな事象が変わるので有意義な旅行でした。