先週末、義母の介護でヘロヘロになってました。
午前中「食欲も出てきたから元気よ」と笑顔、
お昼、ベッドに横になって「死にたい、何も食べたくない」と連呼し、
夕方、看護師に「頑張って食べてますよ」と言う義母。
その合間に介護の事務的な手続きや連絡が重なり、自分の家族や家庭の事が何もできず、ぐったりした1日でした。
夕食の時、パパと[あやちゃん]が話を聞いて、励ましてくれて、そうだね、と復活。土曜の朝は目覚ましなしで思い切り寝て、お昼はみんなでラーメンを食べに行って。
平凡ながらも、穏やかな日常を送ってました。
帰宅して、だらけていた朝にさぼった洗濯をしていると、[あやちゃん]がスマホ片手にニュースを見せてくれました。
三浦春馬さんの訃報。
「え!」と言って、固まってしまいました。
大ファン…ではなかったけれど、スラッとして、端正な顔出ちで、スマートな感じで、爽やかで。素敵な役者さんだな、と思ってました。
2018年ですが、「世にも奇妙な物語」で「明日へのワープ」という作品があり、家族で見ていましたし、録画したのを、今も保存していました。
将来、明日を悲観する青年が、一時的に記憶を無くす薬でタイムワープしたような感覚になれる。嫌な事の前に飲めば、嫌な記憶を得ることがない。その薬を飲んで、果たして…というお話。
まだ3年生だった[あやちゃん]でしたが、嫌なことがあっても、それも含めて人生なんだ。嫌だ、と思っても、その中には喜びもあるんだ。思い出は全て大切なんだ。そういう事を話し合ったドラマでした。
ドラマをあまり見ない[あやちゃん]ですが、「ワープするお話の人だよね」とハッキリ覚えていました。
フジテレビのサイトを見ると
「自分と向き合う時、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました。勝負しなければいけない瞬間というのは人それぞれ絶対にあると思うので、そういうことの大切や尊さに気付いてもらえるような作品にできれば良いなと思いながら、精いっぱい(お芝居を)やらせていただきました」とコメント。
(https://www.fujitv.co.jp/muscat/20180195.html)
とありました。
誰にでも弱いときはあって、もうダメだと思う事もあります。
でも。
でも。
仕事なんか投げ出してもいい。
周りに迷惑かけてもいいから、生きててほしかった。
本当に、本当に残念で。
なんだか、週末は、疲れと訃報でどんよりしてしまいました。
今、「世にも奇妙な物語」を見直しました。
落ち込んでいる主人公は、最後に未来に希望を見いだして、一歩踏み出したところでドラマは終わりました。
三浦春馬さんの演技の素晴らしさは、何も変わらない。
作品は多々あるので、これから少しずつ拝見したいと思います。
三浦春馬さん、どうぞ安らかに。
人生辛く感じることはあるけれど、一人じゃ無い。
周りに甘えることは、決して悪いことでも恥ずかしいことでも無い。
コロナ禍で、ストレスも不満もたまりやすいけど、お互いに支え合って頑張りましょうね(^^)