ぶぶちゃんの先生と面談 | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

先週、ぶぶちゃんの先生との面談が幼稚園であった。

今週以降に約束していた家庭はオンライン面談になったらしいので、ギリギリであった。

 

さてぶぶちゃん、幼稚園では猫をかぶっているらしく、大して悪いこともしていないらしい。

(もしくは気付かれてないらしい)

 

上のおびちゃんは元気が良すぎるせいか、学校の面談に行くと必ず何かネガティブなことを(も)言われる。

勉強はちゃんとやっているのだが、生活態度が満点とはかけはなれている。

例えば、誰かと喧嘩したとか、何か悪さ(大したことではないが、してはいけないと言われているようなこと)をしたとかである。

問題児とまでは言わないが、何も問題がないとも言い切れない、先生にとっては要注意児童だ。

家にいるとおびちゃんもぶぶちゃんも、さほど行動に変わりはない。

 

なので、今回のぶぶちゃんの面談でも何か言われるに違いないと我々は身構えていた。

だが先生は、ぶぶちゃんは順調に知能も発達しているし、友達ともうまくやってる、大丈夫、と言っただけ。

我々親は思わず、本当にそれだけですか?何も悪いことしてません?と聞いてしまったのが、逆に先生になんでそんなことを?と不審そうな顔をされてしまった(笑)

かなりうまく猫をかぶっているようだ。

絶対なにか言われるーと、覚悟して行ったのに、ちょっと拍子抜け。

 

しばらく前に、隣の席になった女の子とちょっもめたことがあったので、そのことを質問してみたが、「あの子はもう落ち着いた」という回答。

どっちかというと向こうに問題があってぶぶちゃんは運悪く隣に座っていたために巻き込まれたっぽい。

その時には相手の親から感情的なメールが送られて来て心配したのだが、なんのことはない、その女の子がぶぶちゃんにちょっかいを出し、ぶぶちゃんは降りかかった火の粉を振り払っただけなのに、向こうが一方的に騒ぎ立てていたようだ。

 

やっぱりね、メールをみた時点で、そういう予感はあったのだ。

子供を溺愛してスポイルし、客観的に物事を考えられない人、ちょっとやばい人だと。

親も親なら子供も子供、地元の公立小学校には、出自も価値観も多種多様な家庭の子がいるので今更驚きはしない。

たぶんこの親子は、今後もあちこちでこういう問題を起こしていくのだろうと思う。

学年が違っていてよかった。

 

あと半年もすると小学校だが、この分ならぶぶちゃんは全く問題はないとのこと。

スイス名物幼稚園での留年とならず、めでたく小学生になれそうだ。

さて、この猫かぶりはいつまでつづくか?