大雪でそり遊び | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

先週金曜に、久しぶりの大雪が降った。

スイスには雪のイメージが強いと思うが、実は都市部の積雪はさほどでもない。

ここ10年ほど、チューリヒではたまに降ってちょっと積もる程度だった。

 

しかし今回は10ウン年ぶりの大雪。

うちのベランダの机の上に積もった量から推定するに、およそ40センチから50センチの積雪だった。

 

うちの家は斜面に立っていて、建物共通の敷地の大半が草地の斜面だ。

ソリができる!と思って待っていたのだが、実は引っ越してから7年の間に一度(5年ほど前)しかできなかった。

今度で2回目のチャンスである。

 

もちろん、子供達は大喜びで外に出て行った。

出ていくための装備は、上から、

帽子

スキージャケットとズボン

スキー用手袋とソックス

雪用ブーツ

 

二時間も外で転げ回って帰ってくると、全てがビショビショ。

玄関は雪だらけ、塩だらけでぐしょぐしょ。

玄関部分を石にしておいたのは、つくづく正解だった。

 

しかも、帰ったらすぐに上記一式を次の使用に備えて、全てを洗ったり洗濯室などに干してやらねばならない。

 

彼らはいそいそと、午前中に一度出て行って、昼食時に帰ってきて、また午後出かけていく。

結局、土日の間に、一式を着て、遊んで、脱いで、乾かして。。。を4回繰り返した。

今日はまた、一式を着込んで学校と幼稚園に出かけて行ったので、夜帰ったら、また乾かさないといけない。

 

やれやれ、雪が降るのは楽しいが、このお手入れが面倒くさい。