先週金曜に、久しぶりの大雪が降った。
スイスには雪のイメージが強いと思うが、実は都市部の積雪はさほどでもない。
ここ10年ほど、チューリヒではたまに降ってちょっと積もる程度だった。
しかし今回は10ウン年ぶりの大雪。
うちのベランダの机の上に積もった量から推定するに、およそ40センチから50センチの積雪だった。
うちの家は斜面に立っていて、建物共通の敷地の大半が草地の斜面だ。
ソリができる!と思って待っていたのだが、実は引っ越してから7年の間に一度(5年ほど前)しかできなかった。
今度で2回目のチャンスである。
もちろん、子供達は大喜びで外に出て行った。
出ていくための装備は、上から、
帽子
スキージャケットとズボン
スキー用手袋とソックス
雪用ブーツ
二時間も外で転げ回って帰ってくると、全てがビショビショ。
玄関は雪だらけ、塩だらけでぐしょぐしょ。
玄関部分を石にしておいたのは、つくづく正解だった。
しかも、帰ったらすぐに上記一式を次の使用に備えて、全てを洗ったり洗濯室などに干してやらねばならない。
彼らはいそいそと、午前中に一度出て行って、昼食時に帰ってきて、また午後出かけていく。
結局、土日の間に、一式を着て、遊んで、脱いで、乾かして。。。を4回繰り返した。
今日はまた、一式を着込んで学校と幼稚園に出かけて行ったので、夜帰ったら、また乾かさないといけない。
やれやれ、雪が降るのは楽しいが、このお手入れが面倒くさい。