おせちもどき、後日談 | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

今年は頑張って6品目ものおせち料理を作ったのだが、子供達にとっては大事なものが一つ欠けていたらしい。

それは、黒豆。

そこまで好きだとも思わなかったし、時間がかかる割に地味な料理だし、なにより地味な割にはうまく仕上げるのは難しい(一人でやったことないけど、たぶん)。

しかもあらかじめ豆を準備していなかった。
いろいろな消極的理由により除外となっていた。

 

似たようなもの、つまり、甘くて赤い豆(小豆、つまりあんこ)は、おもちにどら焼きと、いやというほど食べたやろ!と思うのだが、子供達は松の内もとっくに過ぎた今になっても、黒豆が食べたかったという。

たしかにうちの実家の母は黒豆を煮るのがうまいので、この子たちはその味を覚えているのだろうか。

 

そこまでいうなら、じゃあ、というので黒豆探しに西ショップに行ってみるけど。

でも、私が作ったからって同じになるとは限らない、なんせ一人でやったことないから。

(その上、うちの実家は丹波に近いので、いつも使っているのは最高級品の大粒の豆、ここで入手できるとも思えない)

 

まあ、やってはみるけど、ガッカリするだけかもしれないよ…