日本人であることを忘れないこと | 微笑みの国で漫画家生活。

微笑みの国で漫画家生活。

タイを拠点にアジアで活動中の漫画家です。漫画の描き方も教えたりしてます。なんだかんだで今年で海外9年目です。似顔絵漫画スタイルも得意です(1人5分描き。常にイベントで長蛇の列でいつもガクブル)☆よろしくです☆

と最近思いました。

 

それが礼儀であったり仕事であったり。

郷には郷という言葉があり、その国の文化や習慣に

ある程度順応しないと大変ストレスのたまりやすい日常に

なってしまいます。

だからと言ってタイ人が虫を食べるから食べろという

意味ではなくて、「日本の常識」を一度捨てなくては

いけない局面に住んでるうちに思うようになってきます。

 

日本はサービス大国で有名。

まずはこのサービスへの期待を捨てなければならない。

海外あるあるが↓

 

時間を守らない。

※とりあえず自宅待機の業者待ちの時は約束の時間前後1時間空けておく

いい加減な対応。

※できなくても確認せずにできると言うとか

うそをつく。

※遅刻や休む理由

 

というのはふつう。なのでこちらも確認を何度もしたり

するけど、それも水の泡ということも珍しくない。

予約当日に時間の変更も含め3回レストランに電話したけど

結果予約そのものが入ってなかったという経験があります。

 

バンコクで驚いたのが日本語窓口が多いという事。

タイ語も英語もできなくても安心♪というサービスが多いのは

世界中見てもここだけじゃないかな。

だから日本の感覚のままの日本人が多い多い。

なのでちょっとした出来事でイライラしてしまう。

 

タイ人は基本真面目な人達です。

でも打たれ弱いので壁にぶち当たると簡単にあきらめます。

タイ人の向上心を上げつつ間違いもそつなく指摘し

笑顔で接し信頼関係を築いていく。

 

あら大変なこと…

 

なのでタイで起業してタイ人を部下に抱えているという人は

皆家族のような絆で結ばれているか目が笑ってないか

どちらかだと勝手に思ってます(後者の人多い)。

 

「日本だったら~」と言ってしまう人は海外暮らしに

向いてないですね。旅行で楽しむ程度の方が人生楽しいと思います。

どうすればストレス少なく過ごしていけるか…

自分の確認が甘かったんじゃないか…

あの時調べておけば…

と何かあると振り返ってみて落ち度を探す癖ができました。

よくあるのが「頼んだ注文が来ない」ということ。

タイ人は1つのことしかインプットできないという話があります。

ビールを口頭で注文した後、別のテーブルから水の注文が入ると

ビールはアウトプットされてしまいます。

それはよくあることなんで「ビールまだ来てないよー」と

伝えれば思い出してくれます。

来てないメニューが会計で加算されてることもよくあるので

ちゃんと自分でレシートチェックも忘れません。

 

もう南国に10年住んでるので

色んな日本人の感覚がなくなってる気がします。

でも挨拶だけはしっかりしていこうと!

 

こんにちは

ありがとう

さようなら

 

この3つはどこの国へ行っても

関わった人たちに使ってます。

これを無くしてしまったら

私の中の日本人は消えてしまうのではないかと

思うくらい大事なことと思っています。

 

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