海外で働くことは難しくない。 | 微笑みの国で漫画家生活。

微笑みの国で漫画家生活。

タイを拠点にアジアで活動中の漫画家です。漫画の描き方も教えたりしてます。なんだかんだで今年で海外9年目です。似顔絵漫画スタイルも得意です(1人5分描き。常にイベントで長蛇の列でいつもガクブル)☆よろしくです☆

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タイにきてから本当よく働くように
なったなぁと思う今日この頃。
移動してきてから、シンガポールからの
受注が増えました。それを話すと

「撒いてた種が芽生やしたんだよ」

と某社長は言いました。なるほど。
私はシンガポールでは結構老若男女、職業も幅広く
かなりの人脈持ってます。
今でも適度に戻り、新しい輪を作り
本帰国した人ともfacebookなどでつながり
バンコクという出張場所多きとこなので
何かと会う機会もあったりします。
でもシンガなので多くは金融や商社です。
そこからなんで漫画の依頼とかGETできるかと
言うとさらにその友達の友達とかから
回ってくるんですよ。

「誰か漫画描けるやついねぇ?」

て。で、大体私に白羽の矢がズキュン。
今も何社か定期的と不定期にお仕事もらってます。
なので物価高いシンガに戻っても
貯蓄は増えてるので楽しく過ごせるわけで。

それは日を追うごとに増えてる気がします。
タイではまだまだですけど、シンガでは
そういう意味では成功してるのだな~と。
私のキャラクターというのも良いらしい。
まず職業漫画家って時点で掴みはOKだからね。

そんな多忙ずんこも仕事が一切なくて
不安で不安で将来見えない時期あったんですよ。
日本でね。その精神的に苦しい時期があったから
今頑張れるのだな~と思うと
人生無駄な経験なんて無いのだ。と思う。

もし、中学生や高校生で
「海外で働いてみたい!でも自信ない」て思う
集まりとかあるなら講演会でもしたいね。

学歴も語学も駄目な私が海外で働いてる。

それは漫画というスキルのおかげも強いけど、
「何をしに海外へ出たか?」ということじゃない?
ジャンプで連載中のBAKUMANに出てくる
天才漫画家新妻先生は漫画を描くことは
呼吸しているようなもの、と言えるほど
漫画を愛してる。その強さが要。
これ読んだ時すごく納得した。
1つあれば十分。何をしたいか?

私は漫画でやっていきたい。
それだけを中3から決めてました。
少年、少女、青年、ギャグ。
いろいろジャンルはありましたけど
それはこだわってなかったなぁ。常に模索してた。
ただ描く。それだけでした。
というかそれだけしか無かった。
まぁ頑固なんですよね。頑固なB型。

でも「目標はまだないけど海外で働きたい!」て
思うなら、4年制大学行きなさい。
学歴は後でついてくるものです。
この資格は必ず後で役立ちます。

そして世界語と言われる英語にふれなさい。
別に英会話教室行かなくても今ならSKYPEで
外国人とチャットくらいはいつでもできる。
洋画を見て耳を慣れさせておく。
とにかく行動に出なさい。

「海外で働くなんてすごいね」

大体日本へ帰ると言われますが、
実際すごいことなんて何もないです。
これが紛争地域とか超発展途上国なら
「すげー」て思いますけど。
ましてやシンガポールやバンコクは
海外初心者向けなので全然ですよ。
日本より住みやすい。

予定は全くないですけど、子供ができたら
「世界は広く、自分は小さな存在だ」
ってことを外へ連れ出して早く教えてあげたい。
そして世界を見てほしい。感じてほしい。
言葉を知った分だけ多く触れられる。
そんな喜びを覚えてほしい。

私はきっと男性が結婚相手に求める
良い母親にはなれないと思う。
(だから婚期逃げてるんですよ)
だからきっと子供ができたら
奔放に強く育つと思う。
でも大学までは意地でも行かせて、
留学したいって言うなら
喜んで馬車馬になりましょう。

私が感じた世界に触れる喜びを
教えてあげたい。

まぁその前に旦那だんな。

私の絡まった赤い糸はどこに
繋がってるんでしょうか神様。