ジョグジャカルタ6日間の旅。 | 微笑みの国で漫画家生活。

微笑みの国で漫画家生活。

タイを拠点にアジアで活動中の漫画家です。漫画の描き方も教えたりしてます。なんだかんだで今年で海外9年目です。似顔絵漫画スタイルも得意です(1人5分描き。常にイベントで長蛇の列でいつもガクブル)☆よろしくです☆

てのに先月始め行ってきました。

ポロブドールという遺跡が有名なところですが

私もシンガに住まなければ知らない場所でした。

場所はインドネシアのジャワ島の中部。

そこへシンガからAirasia直行便で2時間弱。

往復全込みで1人170ドル(12000円)。

シーズンや直前申し込みだと値段も高くなりますが

それでも全然安いものです。


ジョグジャについて早々宿探し。

空港のカウンターでとりあえずその日泊まる宿のみ

予約してタクシーで向かいました。

私はこのとき09~10年版の地球の歩き方を

もっていましたが同行のクマキチは08年度版。

たった1年の差ですがホテルなどの値段結構

変わってましたので気をつけてください。


さて今回初日とまったホテルはWisma Ary’sという

バックパッカーホテル。とはいっても

1部屋3000円弱なので安くは無い。

しかしエアコンと温水は必須なのでここまで跳ね上がってしまう。

TVはいらないけどやっぱ暑いし温水シャワーがいい。

こちら日本人オーナー経営だったけどオーナーはいなかった。

宿泊客もアジア人よりも白人さんらが多かった。

バックパッカよりかバカンスにきてる客層もめだったなぁ。



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お部屋。クマキチ速攻ダイブ。

そして最高に素敵な…



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バスタブ。

なんでしょうねこれ。エイリアン系?

しかしお湯の勢いとか100点満点で満足なお風呂でした☆

この日は周辺にある旅行会社に何箇所かいって

ツアーに申し込みに行ってきました。

そこで今回申し込んだのが


①ブロモ山(Gunung Bromo)日の出1泊ツアー

②ポロブドールとディエン高原ツアー


しかし②の方はどうしても友達のお勧めでマノハラホテル(Manohara)に

泊まりたかったのでディエンに行ってポロブドールで

降ろしてもらいジョグジャへは帰らないという片道。


①は2人で60万ルピア(7000円ちょい)

②は2人で20万ルピア(2500円ほど)で契約。


1時間くらいかけて相談しあって決めました。

いやー日本語がほんの少しわかるかわいい店員さんで胸キュン☆


そんな感じで初日は軽く買出しして終わりました。



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初日打ち上げー☆



そして翌日朝7時にホテルにお迎えの車。

さぁここから


11時間車移動。


高速なんてないですからね。

公道をバンで時速100kmで飛ばしまくり。

しかも休憩ランチで1回。

私すごくこのひダルダルDAYだったのでずっと寝てました。


11時間の道のりで山頂のロッジに到着。

着く前に一箇所旅行会社で止められる。

それはオプションでジープに乗ってプナンジャカン山(Gunung Penanjakan)の

山頂で日の出を見ないか?というものだった。

せっかくなので申し込み。いくらかわすれたが2人で13万ルピア(1600円程)

だったと思う。


さてロッジには同じ目的で10人近くバッパーの人たちが来ていた。

家族経営10人くらい。こどももお手伝い。

英語がわかる人が1人だけ。



これが後ほど最悪のシナリオになる事はまだ知らない…。


早朝3時起き。眠い…

しかも寒い…10度以下…

ロッジの毛布を借りてジープで移動。

30分程、かなり揺られながら到着。

お土産ぽいのとか焼きとうもろこしが売られている中

防寒上着をレンタルしている人たちに囲まれる。

5000~1万ルピア。しかし借りずに毛布に包まれ移動。

日の出ポジションでしばし待つ。



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難民ですね。クマキチも同じ恰好してました。

それからほどなくして日の出!



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世界の終焉かと思うほどきれいな日の出でした!



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ブロモ山も見えました。


その後ブロモ山へ移動して

火の神の住む聖なる山と言われてます。

火山ですね。煙もうもうと噴出している山です。



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こんなにも色鮮やかなTOYOTAジープがそこかしこ。


ブロモの山頂までいくのは結構困難で

馬に乗れるというのもありましたが行きは徒歩で

帰りお馬という風に考えていましたが


無理でした。


後ろをずっと着いて歩いてきていた業者に

片道半額交渉で乗りました…



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結構絵になってません?

こんな感じでいけるところまで馬で。



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これが山頂への275段の天国への階段。

(Cowboy Bebapを思い出した貴方!素敵☆)

これも結構きつかったーーー。

山頂では修学旅行生らしき学生の団体。


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頂上!


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火口。


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眺め。


いやーUVケアしてなかったのでお肌にバシバシ日差しが…。

堪能した後またお馬さんで戻りました。



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さてホテルに戻ったのが8時。

そうまだ8時なんです。

しかしここで1個大きなトラブルが!!

なんとジョグジャへ戻る車が16時向かえ!

これは想定の範囲外…

朝食を終えてジープを申し込みした旅行会社に

迎えの車の時間の交渉をしようと

ホテルの子に電話を借りようとすると…


英語が全く通じない。


電話もいじったが使い方がわからない。

ジェスチャーで伝えたがソノコは掃除とか

そういう担当なので電話はわかないという。

携帯を借りて電話したが通じない…

しょうがないので隣(といっても200m程先)の

ロッジへ行って助けを求めに。

従業員の子が快く電話してもらえてなんとかつながる。

時間の交渉をしたがなにぶん英語がわからない…

アジアの英語って本当国によって全然違う。

この国の人は舌を巻く使い方をしている人が多かった。

私も英語は使える方ではないがしゃべれないわけではない。

なので気をつけている事は「余分なことは言わない」。

なのでひたすら「できるだけ早く迎えにこれないですか?」と聞くと

1時間早くきてもらえるとの事。なので15時pick up。


それまで暇なので周辺散策。


レッツ ヒッチハーイク☆


適当に車を止めて近くの村まで行って探索。

結構気さくに何台か乗せてもらえた。


村①
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お仕事中の方々。
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お散歩。
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学校見学のクマキチ。
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地元のお子様ら。

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さて別の車でまた移動。



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とにかく景色が素敵。
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結構歩いていると「どこまでいくんだ?」と

気軽に声かけしてくれた。

まぁ知らない人の車なんて乗れないし

お勧めできないですけど楽しかったです☆


時間近くなってきたのでロッジに戻る。またヒッチ。

なんと最後に捕まえたのは



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荷台スクールバスw

明るいこどもらに癒されました☆

そしてロッジ到着。

時間は14時半。

荷造りも完了!


15時。


なんもこない。

ロッジもあの英語のわからない子だけ。

電話も使えない。

で。

またお隣の行ったら今度はそこのオーナーに相談。

旅行会社の名刺を見せたら

「前この会社でトラブルがあって契約切ったからうちの電話から

 履歴残したくないから申し訳ないが助けられない」と言われる。


ごーーーん!


とにかくロッジにもどりいつ英語のできるスタッフが帰ってくるか

聞くがもう何もわからないという感じ。

で。

バイクタクシーのおっちゃんが仲介に入ってくれて

(ちょっとだけ英語話せるから)話すもののとにもかくにも

できない。わからない。

もう怒りも疲れもMAX。

時間は17時を回っていた。


ここで1泊?


いやいやそれは避けたい。

このツアーを申し込んだジョグジャの方に電話したが

そちらもどうにもできないという解答。

あと山なのでタクシーの呼び出しも不可。

バスはパブリックバスと呼ばれる山頂上り下りしているもののみ。


そしたら英語できる子が帰ってきてくれて

ボスに取り合ってくれた。そのボスの解答。


「帰りのバスいらないって言ったじゃないか」


言ってねーよ!


私1度も「We don't need pick up bus」なんて言ってねーよ!

とりあえず怒ると

「こちらでジョグジャ行きのバスはあなた達が来るまで待ってるから

 こちらに向わせるよう手配するから大丈夫!」という。


その後従業員から「19時に車くるから」と言われる。

それまでホテルで待機。


19時。


何も来ない。


とりあえず他のスタッフらは私たちのピリピリした空気に

触れたくないといわんばかりに近寄ってこない。

英語の出来る子はあせりにあせりまくっている。


20時。


「来たよ!」


声がかかる。

出口に行くと・・・


パブリックバスが…


え?これで帰るの?

地元の人が荷物おお抱えでいるこのバスに?!

「大丈夫大丈夫。これで送ってもらえるから!」

そういい助手席に2人乗る。

後ろには地元民が・・・

運転手はひたすら携帯とお話しながら

暗闇の中走行。


不安でいっぱい胸いっぱい。


ジョグジャの方の旅行代理店へとりあえず

高原行きのツアーのキャンセル。

それから今の不安を伝えると「大丈夫、あんしんして」と

なだめてもらう。

山を降りているのはわかるがどこに向っているのかはわからない。

人が乗ったり降りたり。

そして1時間後に旅行代理店へ!!!!!!


そこで車が待っていて「お待ちしてました!」といわんばかりの笑顔。

もうひきつって笑うこともできないよ・・・


なんとか乗り込んでまた11時間かけて帰りました。


ホテルについたのが4時。

チェックアウトの12時までそれこそ泥のように眠りました…。


続きます。



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