近くにあった昔ながらの中華食堂が
閉店する事になりました
ここ数年の賑わいで大将が疲れてしまった
ようですが、お店の老朽化も問題なのかな
せめてもう一度、
何度も食べたメニュー達を
いただきたいと思いましたが
閉店を知ったファンが連日お店に押し寄せて
道路は大渋滞になる始末
あまりの混雑に
大将が不機嫌な顔でいつもより1時間近く
早く店を閉めてしまうようです
（元々商売気の無い店でした）
私達まで行ってさらに忙しくしたくないので
このままそっとさよならしようかと
夫と話しました
思えば夫と交際中から通った
たくさん思い出が詰まった場所でした。
寒い冬には
どんぶりみたいな器に入った
熱々のサンマーメン。
洋食気分の時には
豚肉が入ったオムライス。
どれも美味しかったな
水曜日には必ず餃子が100円だったので
子供が食べ盛りの頃には
月に何度もお世話になりました
一度、餃子が品切れになってしまい
娘がガッカリしていると
『お詫びに大将からです』
と野菜炒めをサービスしていただいた
事もありました
大将はいつもクールで
愛想もそんなに良くなく
わりと近づきがたいタイプだったので
とても驚きました。
なんだか私は申し訳なく、
でもお気遣いに感動してしまいました
大将、奥さん
長い間お疲れ様でした。
そして美味しいたくさんの料理を
ありがとうございました。
お元気で。
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