私が尊敬するプロデューサーのお1人は、秋元康さん。
秋元さんの着眼点、価値観、思考・・・秋元さんの本を色々読ませていただきながら、学ばせていただいております。

その中で、記憶に残るお話しがありました。


「ムダな時間ほど大切にする」というお話です。

以下、秋元さんの著書に書かれていること。

 

「私たち、ビジネスマンは、『人づきあいだけ』でなく、『時間づきあい』も重要なファクターの1つとしている。」


実は秋元さんは「時間を有効に使うことがヘタ」だそうです。意外ですよね? 
いつも締切ギリギリまで仕事がかかってしまうそうですが、時にはこの「ムダ」をすることも必要ではないか?というお話でした。

更に秋元さんによると、こうです。

 

「多忙なビジネスマンは、いつも打ち合わせが入っていて、仕事相手との会食が予定されていたり、セミナーなどの勉強会もスケジュールの中にしっかり組み込まれている。つまり『管理された時間しか持てない』のだ。」

 

なるほどー!っと思わず目からウロコ!

 


そういえば、私も「ムダか」どうかは別として、常に「時間を有効に!」と1分1秒を惜しむ発想が「刷り込まれて」いると思うときがあります。

「すべては豊かに存在する」と思い続けていたいのに。

「ボーっとしないで全ての時間をムダにしちゃダメ!」という発想は、どこかで「いつも足りない」という、ある意味「矛盾した発想」を植えつけられる気がして、違和感を感じる時代がありました。


秋元さんは、こうもおっしゃっています。

 

「悩みを解消しようとか企画のリサーチに役立てようなどと考えていると、ムダな時間を過ごすことにはならない。ぼぉーっと自分を解放する心の隙間をつくることが大事。」

 

おっしゃる通り!

 

 

 

ところで、コロナ禍で私が携わる講演研修業界も急な中止、キャンセルが相次いでおります。

きっとこのブログを読んでくださっている皆様の業界でも「もう商売あがったり。閑古鳥が鳴いているよ~」と、嘆いている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

ちなみに私が描いた「閑古鳥」の絵。

 

この絵、友人に「かわいい閑古鳥だね」って言われてちょっと気に入っています(笑)

 

しかし、実際に私はこの「閑古鳥」を見たことがございません。

 

そもそも「閑古鳥が鳴く」って」よい意味に使われないですよね。

果たして本当によい意味ではないのか?

閑古鳥ってどんな鳥?

非常に興味があり、調べてみました。

 

実は「閑古鳥」は「カッコウ」の別名。

 

こんなに可愛い鳥です。

 

このことわざは中国の故事に由来しているそうです。

当時、怠け者の王を見ていた家来が、あまりに呆れ、何とかしようと思いたちました。
ふと庭にいた1羽の大きな鳥のことを王に「王宮の庭に大きな鳥がいますが、3年間、鳴きも飛びもしません。この鳥はなんの鳥でしょうか?」と遠回しに言ったそうです。

王は、すぐに自分のことを言っていると気づき「その鳥は鳴きも飛びもしていないが、ひとたび鳴いて、飛び始めたら驚くようなことが起こるだろう。おまえの言いたいことは分かる」と言いました。

そして、たちまち、国政、人事などを反省して、改善を行い、諸国に出撃して平定しました。

 

実は、この話は非常に深く、この王はわざと怠け者のフリをして家来がちゃんと働くかを見定めていたのだそうです。

 

この王が怠け者のフリをしていたのが3年間。そして、この鳥がカッコウ。カッコウは人里離れたさびしい山里に住んでおり、その鳴き声が物寂しく聞こえる。人里離れた場所にいることとも合わせて、別名を閑古鳥というようになったらしい・・・ということだそうです。

 

 

更に、「閑古鳥」の別の意味合いでは、うらさびしいことではなく平和な時や所のことを指していたという中国の話もあるようです。

 

たしかに「物寂しい」という意味は「穏やかである」という意味にも受け取れますよね。

 

・・・・と「閑古鳥」について長々書いてしまいました(笑)

 

私にとっては、この時間も「閑古鳥」と共に色々なアイデアを巡らせる貴重な活きた時間だと思っています。

こうして、ブログを書くことも、文章をまとめる勉強の時間となっていてありがたい時間です。

 

そのうち「閑古鳥」ちゃんもどこかに飛んで行ってしまうかな?(笑)

 

 

出逢いに、感謝。アマーイズ ひおきしのぶ