私が敬愛する60歳の女性社長がいらっしゃいます。

最大手のトップ企業を相手に技術開発や工場などのライン開発のコンサルティングを主なビジネスとして経営されていますが、従業員は彼女を含めてわずか3名でなんと多い時期で年商最大50億を生みだすすごい女性経営者です。

 

 

とにかく、すべての人に対して博愛精神が深く、氣づきのレベルはハンパありません。お店でもタクシーでもどの方にも同じように最大限の愛と感謝を持つ方。それでいて、まったく気どりがなく、博学な方。政治経済、時事問題、、、私はいつも彼女から色々な事を教えて頂けて、本当に感謝しています。

 

 

もちろん彼女をリスペクトしている私。

食生活や考え方も自分なりに彼女を見習おうと努力していますが、、まだまだもちろんその域には及びません。

 

 

ただ、1つだけ最近彼女を見習い行動している内に「これっていいな~」と思えるクセができたので、よかったらシェアさせて頂きたいと思います。

 

それは「現金ニコニコ払い」です。

現金はやっぱり「新札」を準備します。

 

 

彼女の場合は、その準備額はハンパありません。

お聞きすると普段から新札50万円はケリーの大きい黒バックに入れているとの事。

(ケリーバックもずっと1つだけ。お店からはVIP待遇のサービスがあるそうですが、彼女はまったくそういうことに興味なく大切に1つのバックを遣っていらっしゃいます)

出張の際は多いときは1000万円の新札をスーツケースに入れて持ち歩いていたそうです。

「す、すごい!」思わず私がそう言うと「だって、カードが使えなくなったら、同行しているスタッフの分も面倒みなきゃでしょう?」と。

(ちなみに、乗り物は従業員の方もご自身と同じクラスを手配されています。事務職の女性も一緒にグリーン席を取ってあげるのです。)

「こないだ、新札の帯がたくさん残っていて数えたら100個あったの。つまり1億円くらい遣ってたのよね。」と。

もう、スケールが違います!

 

 

とても、そこまではまだ追いつけません。

 

でも、私も少しずつ見習おうと始めた習慣があります。

それは、財布に10万位は新札を入れておき、いざというときの為に準備しておき現金でお支払いすること。

 

 

最近では会食の際に4万円を新札の現金でお支払いしました。近所の美味しい小料理屋さんです。チェーン店ならあまり意味はないと思いますが、個人経営のお店ではやっぱり現金が喜ばれます。

その上に、自分が現金でお支払いをするときに「ありがとう」の感謝の気持ちが自然に乗っかる。そんな氣がします。

 

 

また、先日は洋服を買いましたが、このときも新札で現金でお支払いしました。買った洋服に対する愛情がカード払いより湧いてきました。

 

最近は圧倒的にカードやアプリでの金銭のやりとりが多くなりましたね。その時に昔に還って現金で支払いをちょっとやってみてください。自分が大切にしているお金の価値だけでなく自分の価値観も改めて認識できると思います。

 

 

何よりお金に対して「ありがとう」の感謝が一層募ります。

更に、カードではついついわからなくなる自分の「借金」が現金で支払えばまったくありません。「あれ?今月、こんなに遣っていたんだっけ?」と後からひやひやすることもないです。

 

現金ニコニコ払いは、ポイントや還元やマイレージは一切ありません。でも、お金では買えない「感謝」の気持ちが残る。これが無形資産だなと、つくづく実感です。

 

物事の動き。デジタル社会になり、私たちはどうしても時間の流れを一直線に捉えることが多くなっているように思います。

 

 

しかし、昔の時計はこうでした。

 

 

過去、現在、未来。。。すべて時代は繰り返されているのです。

改めて、昔のシンプルに捉えられていた物事の観方をぜひ味方につけて色々な鎧や余計なものを削ぎ取って生きていくことが「今に集中できること」だと思います。

 

 

 

出逢いに、感謝。アマーイズ 山本 忍