パパです。
遅ればせながら、ついにセンちゃんの車椅子が完成したのでご報告します
ずいぶん前ですが、センちゃんが小さいうちはアップリカのイージー・バギーを使用していました。
イージー・バギーがサイズアウトしてからは、短期入所先の病院から使われなくなったおさがりの車椅子を無償でレンタルしていました。
クッションを調整したりして、かれこれ何年か使わせてもらいました。
いよいよセンちゃんの体格も大きくなり、レンタルの車椅子を卒業することになりました
車椅子の打ち合わせについて
2023年6月、車椅子の業者さんと初めてお会いしました。
それから月1回くらいのペースで打ち合わせを進めていきました。
打ち合わせには毎回必ずリハビリスタッフが立ち会いました。
聞き取りから始まり、他の大きい子が実際に使っている車椅子を参考にしながら寸法を決めていき、図面を何度か書いてもらいました。
何十万円もする車椅子を何度も買い替える訳にはいかないので、成長に合わせて調整可能な範囲をできるだけ大きくするようにお願いしました
クッションのカバーの色は以下のサンプルから選択しました。
座面は(写真右)メッシュ生地から色を選択し、フレームは金属の短い棒のサンプルがあったのでそこから選びました。
足(膝より下)が伸びても対応できるように4分割のクッションになってます。
底面の木の板もさらに下げることが可能です。
背面のクッションは2段になっており成長してお尻が大きくなったり足(大腿部)が伸びてきた時に抜き取りことで対応可能です。
木製テーブルも予め業者さんがカットしてくださり、事前に大きさを確認することができました。
絵本などを広げるにも十分な大きさです。
生地の持ち込みについては確認しいてませんが、特にこだわりはありませんでした。
空気が入ったクッションとパソコンがつないであって、実際にセンちゃんを座らせての型取りは面白かったです(写真を撮り損ねました)。
2023年6月から打ち合わせを始めて、2024年3月に完成しました
後述するように、全額自己負担なので業者さんはかなり慎重に対応してくださいました。
業者さんに伺ったところ、全額自腹のケースは初めてだそうです
車椅子の紹介
写真で紹介していきます
テーブルなしの状態です。
テーブルありの状態。
両腕が外側へ落ちないようにクッションがあります。
どうですか
無印良品っぽくないですか
パパ&ママ二人共、無印っぽいカラーが好きでこの色にしました
フレームの塗装は光を反射しないマットにしました
細部を見ていきましょう
座面です。
足を乗せるクッションの中身は4段になっていて、1段ずつ抜いて調整が可能です。
カバーの大きさは変更できないので、中身を減らすとカバーにたるみができますがやむなしです。
背面のクッションが2段になっていて成長に合わせて抜いていきます。
吸引機や呼吸器などが置ける台。
丈夫ですがやや重たいでしょうか。
ハンドルとブレーキです。
ママの身長にはちょうど良いですが、パパには低いです。
ティルトのレバーは真ん中にある自転車のブレーキみたいなやつです。
将来、酸素吸入が必要になった場合のボンベを置く空間です。
10年は使う予定なのでかなり大きいフレームになってます
この車椅子に乗って無印良品へレッツゴー
自己負担額について
所得制限(世帯収入)に引っ掛かり全額自己負担となります
通常だと装具費用の1割が自己負担となり、月額の上限が37,200円と障害福祉の冊子には書いてあります
たった37,200円しか自己負担がないのであれば、車椅子の耐用年数の度に買い替えても良いくらいですね。
実際にかかった費用ですが…
車椅子付座位保持装置 584,982円
フレーム差額代 38,000円
背クッション調整用カバー 12,000円(6,000円×2枚)
出張経費 12,000円
合計 646,982円
噂に聞いていた通りの価格でした
64万円も支払いましたが、センちゃんのジュニアNISAで車椅子代の利益は余裕で取れそうです
現在、2022年と2023年分、160万円(80万円×2年分)を運用中です
どこかで運用成績を報告したいと思います
車椅子が完成したとなると、それが運べる車が必要ですね・・・
ではでは