人生の迷いをクリアにし、
あなた本来のミッションを覚醒させる
ゲートキーパーの鼎ナオ(かなえなお)です。

過去の出来事と心の変化を
「自分探しの歩み」として表現しています。

 

だいたい毎日22時前後に更新しています!

 

前回の話の続きです。

 
新しい会社での仕事では、超大物ロックスターの頂点としての
地位を磐石にされている
某男性アーティストの担当にもなりました。
 
 
現在も、車や飲料のCMにも出られたりしています。
 
正直言うと、
元々私はそこまで興味を持ってなかったのですが、
彼が大ファンで、この方を目指していたところもあり、
少しでも近づいてほしいという希望があり、
彼の希望であればと、近づく動きをしていきました。
 
そして、その大物ロックスターの
オフィシャルサイトの新企画をチームで話し合っている時、
前の会社で、ゲームの元になる声優さんや
歌手たちにインタビューをしたら
ファンにすごく喜ばれた旨を話し、
私のインタビュー案が採用されました。
 
当時、飲料のCMで、
彼の名言が一大ブームになっていたので、
「(名言の)音声をもらってきて!
  着メロにしよう!」と、
取締役兼部長に、冗談半分で依頼されました。
 
後日、事務所でOKが出て、
私の大好きな砧公園のある建屋で、
取材をさせて頂くことになりました。
 
 
事務所の方に声をかけられて、
順番にインタビューをするという流れでした。

私より前の方は
音楽雑誌の担当の方で
業界人っぽい眼鏡のお兄さんで、
彼のトークを和やかな空気を出し、
引き出すことができていました。
(慣れてる感がありました。)
 
当日は、ひとりで、
カメラを持って臨んでいたので、
作戦は考えていたものの、
さすがに過去、歌手や声優さん等にインタビューしたことはあっても、
超大物と直接対話は、初めてだったので、
自分の番になるとちょっとドキドキしました。
 
さらに追い打ちをかけたのは、
自分のインタビュー開始直前に
「オイ〇〇、次、2分ね!」
・・・と言われました。
 
事務所の担当者から、
「・・・らしいです・・・^ ^;」
・・・と声をかけられました。
 
(えっ・・・2分・・・まいっか、できるだけやろう・・・)
 
 
三脚を立てて、
自前のカメラをサッと設置し、はじめました。
 
「はじめまして!
  広島県出身の者です!
  〇〇公式担当です。」
 
「おおー広島出身!?イイネー!!」
 
「ええじゃろ!
 ・・・ってすみません、よろしくお願いします。」
 
「おもしろいね、君!」
 
よし、掴みはOK!
それで、数年前に手に入れた心理学なども駆使し、
彼がこだわってそうなポイントなどをほめたりすると
 
「おっ、わかってるねー!」
 
などとドンドン上機嫌になっていき、
そのなかで質問をしていきました。
 
そうすると、
2分どころか、
どんどん時間は過ぎていき、
寧ろ前のお兄さんよりも
ロングインタビューになりました。
 
本人にも気に入ってくださった感が分かりました。
 
そして、冗談半分のミッションだった、
彼の一言音声も無事、録画して帰ることができ、
部長から「でかした!」と褒められました。
 
それから、事務所から、
あんなに機嫌よく、
長く話してくれたのはあまりないし、
女性から訊かれることはあまりないので、
事あるごとにインタビューをお願いしたいと依頼され、
自分の担当ではないものも質問を渡され、
インタビューすることが増えてきました。
 
そして・・・