人生の迷いをクリアにし、
あなた本来のミッションを覚醒させる
ゲートキーパーの鼎ナオ(かなえなお)です。

過去の出来事と心の変化を
「自分探しの歩み」として表現しています。

 

だいたい毎日22時前後に更新しています!

 

前回の話の続きです。

 

 

高校生の時は、

印刷屋さんで、文字起こしや、簡単な編集デザインのバイトと、

スーパーのレジのバイトの掛け持ちをしていましたが、

芸大生時代も、2つのバイトを掛け持ちしていました。

 

1つは、家から徒歩1分の懐石料理屋でした。

 

もう1つは、家から自転車で15分ぐらいのところにあった

マフラー、スカーフ等制作の

デザイン事務所でした。

 

学校の先輩が辞めるので、

その代わりにと声をかけられました。

 

誰もが知っているブランドものの

マフラーデザインをして、

申請を出して、許可が出たら、

商品化されるということで、

高級品などのデザインをさせてもらったりしました。

 

こちらは、懐石料理のようにしんどい思いは全くなく、

デザイン自体も、

それが実際に商品化されることも普通に楽しかったです。

 

上司がイメージするラフデザインから、

具体的に、縦糸、横糸のパターンを決めて、

チェック柄やレース柄を、

2,000万円するような専用PC「4D BOX」のCGで

シュミレーションで縦糸・横糸をどう編むかの

テキスタイルデザインの作業をしていました。

時給も、当時としてはバイトで頂くものとしてはいい方でした。

 

百貨店に自分がデザインした商品が並んだり、

有名人にプレゼントされたりしてて、

とてもうれしかったです。

 

しかし、ある日、やらかしてしまいました・・・。

 

そう、スイスの映画祭の授賞式で、

はじめて海外旅行に行くことになりました。

 

↓その時の記事

【芸大生⑩】ロカルノ国際映画祭グランプリ・初めての海外一人旅

 

 

海外旅行・・・

しかも12時間も時差があるヨーロッパ・・・。

 

それには"時差ぼけ"があるということを心配して、

「翌日バイト入れなくていいじゃない?」

会社の上司である専務や、

海外旅行慣れしてる事務のお姉さん達は心配してくれていたのに、

 

アホな私は、

穴をあけてはいけないと、

妙な責任感を持って、

「いえ、大丈夫です!入ります!」

と言って、スイスの映画祭の授賞式に出かけました。

 

しかも、その上司が、顔をきかせてくれて、

日本人とスイス人のハーフの女性が知り合いにいるからと、

連絡をとってくれました。

 

そちらの世界ではかなり有名で、

社長さんが翌週、

日本のTVにも出てたような

シルクのスカーフ会社の方で、

 

 

私を空港に迎えてくれて、

観光とごちそうまでしてくれ、

(生ハムおいしかった・・・)

さらに会社案内までしてくれて、

さらに空港まで送ってくれました。

 

 

いやー、本当に親切にしていただいたなーと

思い出すだけで、幸せな気持ちになります ^ ^


そして帰国後、翌日・・・

 

スイス時間では、水を得た魚のようになっていた私でしたが、

日本時間では、

案の定、見事な大寝坊をしてしまい、

休むと上司に謝りの電話を入れました。。。

 

「はははは!

 やっぱりね!

 ゆっくりやすみーや!

 また今度よろしくね!」

 

こちらのバイト先は本当にいい人ばかりだったなと

思い出すだけで、優しい気持ちになれました。

 

そして・・・
 
 

フォローしてね

 

[←前回迄のお話し] [今までの「自分探しの歩み」まとめ] [続きは次回!→]