人生の迷いをクリアにし、
あなた本来のミッションを覚醒させる
ゲートキーパーの鼎ナオ(かなえなお)です。

過去の出来事と心の変化を
「自分探しの歩み」として表現しています。

 

タイトルは中学生になっていますが、

小学生の話しも多少交えながら書かせて頂いております。

 

先日にも話したよう、私の住んでいたところは、

広島の田舎町です。

 

そんなところなので、

町にある本屋さんは1件だけでした。

(後々、高校生になってからもう1店舗増えますが、

 当初はそこだけでした。)

 

「小学〇年生」を毎月、祖母に買ってもらったり、

先日にも話題にあがった、ケイブンシャのUFOや心霊シリーズ

祖父に買ってもらったりと、当時お小遣いをもらってなかった

私は、本屋さんで祖父母に本を買ってもらうことが何よりも楽しみでした。

 

ある日、近所に用事があるという母に連れられ、

本屋さんに寄り、母を待つことになりました。

 

そして、母を待つ間、本を物色しはじめました。

 

すると、レジの斜め前の平積みされている

棚の上の目線にあったのは、

とても綺麗な、しかし怪しさ満点の、版画調のカードたちでした。

 

もう息をのむほどの美しさ。

私は一瞬で一目惚れしました。

 

それが、タロットカードでした。

 

元々、版画調の絵が好きな私は、

一瞬で虜に・・・。

 

 

しかし、母と来ていたので、

本は買えないと思い、我儘も言えず、残念ながらその日は帰りました。

(母はいつも「うちは貧乏、うちにはお金がない」と言っていた・・・。)

 

定価1,200円・・・。

今みるとカード付きでその価格は

とんでもなく安く感じるものですが、

当時の私はとんでもなく高く感じました。

 

しかし、何度か、その本屋に行くたびに、

立ち読みで、

 

「絶対これは欲しい!!」

 

「お年玉で買おう!!」

 

と決意しました。

 

そして、忘れもしない中学最初のお正月・・・。

 

昭和天皇が亡くなられ、

お葬式のあったあの日、

念願のタロットカードをお年玉で入手しました。

 

↑2020年の今も現役で使っています・・・。

『未来がみえるタロット占い入門』葵和歌/新星出版社

 

「こんなに神秘的で、美しい、

 私にとって最高のカードがこの世の中にあったんだ・・・。」

 

もう、カードを眺めているだけで至福の時間でした。

 

今も、その気持ちは変わりません。

 

 

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