人生の迷いをクリアにし、
あなた本来のミッションを覚醒させる
ゲートキーパーの鼎ナオ(かなえなお)です。

過去の出来事と心の変化を
「自分探しの歩み」として表現しています。

 

 

前回の続きです!

 

父親
「これでトーテムポール、つくってみたら?」



「えっ!?」

 

父から出されたのは金槌ノミ

 

 

今でこそ数名の従業員さんがいらっしゃいますが、
当時は、パート勤めしていた母がたまに来るぐらいで
父のみだったので、
工場の空きスペースを使って、
その作業を開始しはじめました。


彫刻刀は割と得意だったものの、
小学生の私はノミを初めて扱うので、
なかなか最初うまくいかなくて、
何度か自分の手を金槌でトントンカチカチしてしまい、
痣がたくさんできて、
1-2日目はなんだか嫌に
なりました。




それを見ていた母親から、


「かわいそうに、笑い泣き

 ノミは危ない、ゲッソリ
 やめたらいいのに・・・。ガーン

と言われました。

すると、3日目ぐらいからだんだんと
金槌がノミのみに当たるようになってから
めちゃくちゃ楽しくなってきました。


ラジオ体操~朝のプールが終わった
午後13時から夜19時迄、
毎日5-6時間トントンやっていました。

すると、だんだん最高の形になっていき、
夏休み最後の日の1日前まで、
ギリギリ粘って
工場にあった塗装ペンキを使って、
完成させました。


完成したものは、母方の祖父の軽トラを借り、
小学校まで積んでいってもらいました。


すると、担当の先生らから絶賛され、
校長先生が、1年生の教室の前~
体育館の渡り廊下の入口に飾ると言われ、
そのまま小学校に20年ほどは飾られ続けていました。

今となっては、小学校は建て替えられてしまい、
トーテムポールの行方は分からなくなってしまいました。
(誰か知ってたら教えて欲しい・・・!w)

最初はうまくできないことでも、
繰り返しやってるとできるようになって、楽しくなる

 

・・・そんな体験はこの時に築かれたように思っています。

当時、痣ができても、
小学生の私には危ないノミと金槌の作業を止めずに
作業をさせてくれた両親にとても感謝しています。

 

 

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