1988年、音楽座ミュージカルによって世に生み出された「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」を東宝が製作・上演すると知ったとき、音楽座ミュージカルの心が本当に受け継がれるのかと疑心暗鬼になっていました。
観ないつもりでしたが、1度は観ておかないと後悔するかも・・・と思い悩み、チケット争奪戦に参加しました。

その観劇日が今日1月16日。
結論から言えば、、、全てが危惧でした。
 

音楽座ミュージカルに出てくる主演の女性は、どんな時でも希望を失わず、明るく、回りを愛で包み込む女性です。
今回の佳代を演じるのは宝塚トップ娘役。お姫様が出てくるのではと思っていましたが見事に佳代でした。

東宝作品の常連さんや宝塚のトップ、四季の役付常連さんをして、皆さんが音楽座ミュージカルの心をしっかりと受け継いで舞台を創りあげてくれました。
出演に踏み切られた土居さんの存在がいかに大きいものだったか。
音楽座ミュージカルで活躍されたレジェンドお皆さん。
 

本当にお疲れさまです。

アンサンブルも少なく、ダンスミュージカルを自称する音楽座ミュージカルにしてはダンスシーンに物足りなさは感じましたが、少ない人数でも核となるダンサーを的確に配置して見応えのある仕上がりになっていました。

「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」
この先どうなっていくんだろう・・・・・