今日は阿佐ヶ谷へ知人の出演する芝居を見に行きました。

「その先の凪(なぎ)」

動きの少ない静かな会話劇でありながら、悲痛な記憶や相反する感情が渦巻き揺れ動く人物たち。
遠くへ運ばれる感覚を覚えました。

"その先の"の過程を観客が一緒に辿り、最後"凪"の心境に・・私はなれなかったのですが、
提示されたものをしばらくは咀嚼していくことになるでしょう。

登場人物たちも凪を得られたわけではなく、求め続けていくだけなのかもしれません・・