太極舞のWSで訪れた長野、2日目の朝はあいにくの雨・・

ホテルから20分ほど雨の中を歩いて、諏訪大社 本宮(ほんみや)にお参りしました。

全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社、そして勇壮な御柱祭が有名な神社です。


北参道の鳥居。背後の神体山は靄がかかり煙って見えます。



雨の諏訪大社は空いていてとても静かでした。



境内に入ると狛犬がお出迎え。
手水舎があり、奥には一之御柱(いちのおんばしら)が見えています。



手水舎の龍と、明神湯の獅子。獅子のほうは、温泉が湧き出ています。
温泉のお湯で手を清めるなんて初めてでした!



一之御柱(いちのおんばしら)。
7年に一度の御柱祭で、山から氏子たちが命がけで曳いてきて立てた柱です。



力強く天に向かっています。樹齢150年、長さ5丈5尺(17メートル超)の樅の木が選ばれるそうです。


4本の柱が大社を守るように4か所に立てられています。


諏訪大社本宮にはもうひとつ、東参道があります。
こちらのほうが元々の参道で、表参道となるのでそちらにも回ってみました。

東参道からの入口。
銅で作られた鳥居の奥に二之御柱(にのおんばしら)が見えています。



樹齢1500年の大ケヤキ。二之御柱のすぐ隣にあり圧巻の存在感です!



入口御門とその先に続く長い回廊の布橋。どちらも国の重要文化財です。
右に見えるのが二之御柱。



入口御門の上部には見事な龍の彫刻が。



入口御門を入り、長い布橋を渡っていきます。
途中に見える重要文化財の勅使殿。




祈祷所。靄めいた空気に、苔むした灯篭・・情緒がありました。
石段を登った先に参拝所があります。



参拝所から臨む拝殿。中には入れないのでここからお参りします。



拝殿。国の重要文化財です。



右側の脇拝殿という建物の屋根の上にこんもり見える苔むした塊が硯石(すずりいし)。
神がここに降りてきたと伝えられている石です。



宝物殿。背後にすぐ山の緑が迫っていてその空気感に圧倒されました。




数日前に天気予報で雨と知ったときにはがっかりしたのですが、
実際は雨の諏訪大社本宮は本当に素晴らしかったです!

雨に洗われ緑が非常に美しく目に染みるようでした。
神体山に雲がかかり、境内も靄めいていて静かで神秘的で・・


数年前、太極舞のイベントのときもインストラクター仲間とお参りしましたが
そのときは天気もよくみんなでわいわい楽しく回ったので、今回は全然違った体験となりました。


諏訪大社は本宮だけでなく、前宮、春宮、秋宮と四つのお宮があるので
他の三か所もぜひ行ってみたい!
来年の楽しみが1つ増えました。