ヅッキーのコレど~かしら~♪ -310ページ目

「セツナぃボッサ」/ Tokyo Bossa Production

「セツナぃボッサ」 Tokyo Bossa Production

2010年2月24日リリース




J-POPのセツナいナンバーが、

ボサノヴァとなって、大終結している作品でございます。


ラインナップはというと、

「明日がくるなら」「カブトムシ」「抱きしめたい」「三日月」

「遥か」「ふたつの唇」「桜坂」

などなど、みんなが知ってるヒットチューンばかり。


どの曲も切ないのはもちろんだけど、

泣けてくるぐらいの切なさを持っている強力な曲ですよね。


これだけ並んだら、ちょっと休憩いれないと、

辛くて大変なことになりそう汗ですが、

一気にサラリと聴けてしまうのが素晴らしいのでありますクラッカー


プロデュースしたトベタ・バジュンさんの手腕は相当なものでしょう。



はて、このサラリ感は、ボサノヴァの聴きやすさだけが、

もたらしたものなのか?

それとも、別の要素も?



そこで、この作品のテーマを見てみましたら、

「ポジティブなせつなさ」・・・だそうで。


なるほど、なるほど~~~と、うなずいたのでありました。


オリジナルの楽曲では、リアルな切なさなんですけど、

このアルバムの曲たちは、時間を経て、その切なさが

良い思い出になってて、こんなこともあったなぁ~と、

昔の自分を撫でてあげたい、みたいな温かさドキドキがあります。


そんなセツナさを聴いてくると、最後の「桜坂」では、

一気にすべてのセツナさが包み込まれるような感覚に。


ボサノヴァの聴きやすさプラス、ボサノヴァがもたらした、

切なさの昇華は、本当に見事です。


ただ単に、ボサノヴァアレンジしたカバーアルバムじゃございません。

非常に完成度が高くて、意義のある作品と言えると思います。




※2月24日~iTunesより配信 3月10日~レンタル開始

「Life is beautiful」/ DOUBLE

「Life is beautiful」 DOUBLE

2004年11月24日リリース




ジャジーなものが好きだというTAKAKOさん。

そこから派生して、R&B界の歌姫へ。

魅力的な作品をたくさん生み出してくれていますよね。


そんな中、やはりR&Bの根底にあるJazzを見つめてみようと、

アプローチしたのが、この作品。



ん~、Jazz歌っても、TAKAKOさんという方は、

ホント、セクシードキドキでございます( ̄▽+ ̄*)



M.1は、モンローの「紳士は金髪がお好き」の劇中歌『Bye Bye Baby』。

王道ビッグバンドジャズの趣でオープニングにふさわしいナンバー。


さらに、同じモンロー作品の劇中歌『Diamonds Are A Girl's Best Friend』や

スタンダートナンバー『ムーンリーバー』へ続いていきます。


スタイリッシュに旬なR&Bを届けてくれるアーティストが、

こうした古き良き時代のスタンダードを歌うというのが、

温故知新な香りを感じで、不思議と清廉な気持ちになります。


で、聴いていくと気づくのが、決してジャズ寄りなボーカルではなく、

比較的あっさりと歌っているんですよね。


自らのボーカルスタンスを崩さないその姿勢が、

とってもステキですラブラブ


もちろん、それによって物足りない・・・ってことは、全くないし、

むしろそういうスタンスで歌っているのが、カッコイイのです。



さて、前半はスタンダードナンバーが続きますが、

M.4の『You Took My Heart Away』では、

ルパン作品の音楽でおなじみ!大野雄二氏とのコラボを聴かせ、

フュージョン系のスイートさも。

あ、ルパン繋がりでいうと、

ジャケットはあのモンキーパンチ氏の書き下ろし!

激しくうらやましいどすえ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



と、ここで、驚きの選曲が。



「ワインレッドの心」


意外~~~( ̄□ ̄;)

しかし、意外性が必然性になるぐらいアルバムの中で馴染んでいます。

TAKAKOさんのボーカルはもちろんですが、

フロントページ・オーケストラ(ちなみに日本人)の演奏も秀逸キラキラ

ものすごく緩やかなグルーヴがあって、

深夜に聴くとさらにうっとりすること間違いなしでございますっ!



後半はジャズトリオ・Soulive(ソウライヴ、ちなみに外国人)とのコラボレーション。

前半での王道jazzサウンドとは一線を画す、ソウルフルな演奏です。

いつものDOUBLEも少し感じられるのでは?


スタンダードナンバー「Lullaby Of Birdland」もSouliveと共演しているんですが、

これがまた一癖ある演奏でして、オルガンの音がちょいとやんちゃな雰囲気。

スタンダードナンバーが新鮮に聴けます。

jazzの素晴らしさを改めて痛感するかもっ。



そして、最後はアルバムタイトルチューン「Life is beautiful」。

これは以前、m-floのアルバム『ASTROMANTIC』でDOUBLEが参加した作品で、

今作では、DOUBLE ver.として収録されていて、

バシッとビッグバンドでしめくくっております。


ん~、あっという間に聴けてしまう心地よさ音譜


DOUBLEが持つスタイリッシュでセクシーな魅力は、

ジャズのフィルターを通しても、全く変わりません。

それによって、ジャズがとても身近にも感じられるところが、

この作品の素晴らしいところだなぁ。


ジャズはあまり聴かない・・・という方にこそ、

聴いて欲しい作品かも(*^▽^*)



「LIKE YESTERDAY」/the brilliant green

「LIKE YESTERDAY」 the brilliant green

2010年2月24日リリース



約2年ぶりビックリマーク待望のニューシングル音譜


そして、待ってましたな、これぞブリグリナンバーラブラブ


王道キタ~~~( ̄▽ ̄)=3



前作「Ash Like Snow」が、

少々tommyプロジェクト寄りだった印象があったので、

ついに出してくれましたかっ音譜という感がございます。


ブリグリ特有の、サラリ感が存分に出てていますね~。


語弊があるかもしれませんが、

個人的に、ブリグリはツンデレなところが良くて。


あ、メンバーが、ではなく、作品が、でございます。


サウンドやボーカルは抑えつつ、

歌詞では、そっとそばに寄り添う愛や温もりが感じられる。


そういう温かい歌詞を綴った川瀬さんが、

あまり抑揚をつけないボーカルで歌えてしまうってところも、

すごいんだよなぁラブラブ



カップリングも良いですよ~。

ファンの方への思いも感じられる「Spring Gate」、

“そのスピードで”の英詞バージョン、「at light start」。


レーベル移籍一発目、強力なシングルをリリースしてくれたので、

次の展開も楽しみにしたいと思います。