今日の中日新聞(東京新聞)社会欄
に、おもしろい記事がありました。
「世界初 木造人工衛星が完成」と
いかにも魅力的なタイトルで、興味をもって読みました。
その記事を要約・引用すると
〇京都大と住友林業は28日、宇宙における木材活用の可能性を実証す
るため、開発に取り組んでいた世
界初の木造宇宙航空研究開発機構
(JAXA)に引き渡し、9月にも米
ケネディ宇宙センターから打ち上
げられるスペースX社のロケット
で、国際宇宙ステーションへ運ぶ。
〇京大特任教授の土井隆雄さんは「生来的には(衛星内部の)電子基
板部分も含めて100%木造で作り
たい」と語った。
〇本体に用いた木はホオノキの板で、厚さは4~5.5ミリ。ねじや
接着剤を使わない「留形隠し蟻
組接ぎ」という日本古来の伝統
技法で組み立てた。
この記事を読んでの第一印象は「こんなことまでできるのか!?」
「すごい!」でした。
記事を読んでいると、宇宙ゴミ対策の面も考えられているそうです。小
さなものを開発する技術は、日本の
お家芸ですね。
日本文化でもある、俳句や盆栽、能や和食文化、そして狭い場所でも
コメを育てる〇〇千枚田など、なん
らかの通じるものがあるのではない
かと思いました。