関東に住み始めた頃

たまたま見かけて

気になって

何年後かに入ってみたら 

家族経営の優しい空気に触れ

気取らない

すごく美味しい

お寿司屋さんに出会えた。



残念ながら

6月末で閉店でした。


偶然、お店を予約し

久しぶりに行った時に

閉店することを知ってビックリ。

ギリギリ間に合ったけど

ショックでした。

そして

長年、お店をやってきた お父さんが

数ヶ月前に亡くなっていたことも

知りました。


お母さんは笑顔で迎えてくれたけど

どこか寂しそうでもあった。

めくるめく時の中

タイミングが重なり

閉店を決めたこと


お寿司を引き継いだ息子さんの

いろんな葛藤や、親への感情

思いやり。

そして、

別の環境でも腕を試したい気持ち

受け継ぎ、伝えることは

お店だけに こだわらずとも

新しい場所でも

次の人達に

伝えていけるという

思いもあること。


などなど

いろんなことを

受け止めつつも

急なことで感情が追いつかず


私はそんなに

お店に通えてたわけじゃないけど


寂しさが押し寄せてきました。


美味しい時間

忘れられない味わいに感謝。


たとえ、年に一回でも

その店に行けたら

美味しい魚とお寿司が

食べられるという

信頼できる場所。

ずっとそこに

あると思っていたので

ほんと、油断してた。


喪失感が

なんとも言えない

複雑な気持ち。


お店でだしていた日本酒が

食事との相性がよく

美味しかったので

取り寄せてみました。


岡山県倉敷の森田酒造



倉敷は懐かしい場所

思い出を噛み締めながら

じっくりゆっくり

味わっていきます。