舞台「未来少年コナン」

見てきました。

 

大好きなアニメの舞台化…。

あの長いストーリーを

どこまで表現できるのか。

 

ドキドキと

その時を迎えました。



結論からいうと
ちゃんと
”未来少年コナン”だったびっくりマーク
 
テーマは仲間。
アニメで見ていた場面とは ちょっと表現が違うところ、省略されたエピソードなどもあるけど、ストーリーの大筋にズレはなく、だいたいの要点は抑えていて、なんだかんだと最初から最後まで描けているのに驚いたし、おお、あの場面がこうなるか~とか、ああ、この場面が盛り込まれている~とか、反応しつつも、アニメとは切り離して、舞台作品として見られた。
 
”もう一つの未来少年コナン”を
堪能する時間。
舞台として描かれた場面の中に キャラクターそれぞれ が しっかり立っていた。
そこへ コンテンポラリーなダンス表現、生の音・演奏が素晴らしく寄り添い、想像を掻き立てられながら惹きこまれていきます。
 
 
コナンの加藤清史郎さんは 縦横無尽さすがの表現力。しっかり真ん中を担う姿を追いかけて物語の中へと飛び込んでいけたし、ラナの影山優佳さんは儚げな少女が笑顔を取り戻して芯の強い姿を見せるまで しっかりと好演していた。

ジムシーの成河さんは面白くて元気いっぱい。ジムシーがサラッと軽やかにラナをお姫様抱っこした瞬間、成河さんのコナンも見たかったかもと一瞬思えた
 
ダイスの宮尾俊太郎さんは 思いがけず ダイスにハマっていて面白かったです。

ジムシーとダイスは どちらかというと、ドタバタと笑いを担う役回りに感じましたが、出てきた時はインパクトあり、もっと活躍を見たいと思わせる存在感でした。



モンスリーの門脇 麦さんは モンスリーという人物を自分の中にしっかり取り込んで劇場全体に放ってるのが凄い良かった。心境に触れ ぐいぐい魅了された。
風の谷のナウシカが舞台化されたら、ナウシカ役は門脇さんに演じてほしい飛び出すハート

レプカの今井朋彦さんが凄まじくレプカで、嫌味で不気味な迫力がガッツリありました。

モンスリーとレプカ。
なかなかハマっていて良かったです。
 
そして、おじい と ラオ博士 を演じ分けた、椎名桔平さんが上手くてビックリした。テレビで見てきて一方的にイメージしていた椎名さんの姿はそこにはいなくて、まさしく おじい だし ラオ博士 だった。

 

 
コナン:加藤清史郎
ラナ:影山優佳
ジムシー:成河
モンスリー:門脇 麦
ダイス:宮尾俊太郎
ルーケほか:岡野一平
レプカ:今井朋彦
おじい・ラオ博士:椎名桔平
 

<ダンサー>
川合ロン 笹本龍史 柴 一平 

鈴木美奈子 皆川まゆむ 

森井 淳 黎霞 Rion Watley

 

<ミュージシャン>
トウヤマタケオ 

佐藤公哉 中村大史

萱谷亮一/服部 恵

 

 

 

フォトスポットもありOK

 

 

劇中には歌の場面もありますが

主になるのはお芝居です。

 

それぞれのキャラクターに

1曲ずつ歌があるイメージかな。

歌の演奏もさることながら、芝居の中のちょっとした効果音から場面を揺るがす音まで、生の演奏で表現されてて、いろいろと凝ってる、丁寧な音も楽しめます。

 

 

 

 

久しぶりに来た

東京芸術劇場びっくりマーク

 

 

 

コナンの超人的なスピード感やアクションに関しては、アニメと比べたら絵にかいたようにはいきませんが、舞台だからこその描き方をしています。

 

コナンの個性はそのままに、スーーッと駆けつけてくれてサーーッと駆け抜けていく疾走感があり。ふわ~~と降り注ぐような温かみが漂う。




いろんな表現があって、分かりやすいようで、時には ちょっと不思議なような。だけど感じて、なんとなく分かる。独特の世界と進行なので、受けとめ方に好みは分かれるかもしれません。


だけど、

ちゃんと「未来少年コナン」の世界がそこにあり、役者さん達の成り切った姿から発せられるものに見入っちゃう。なによりも、この壮大な作品に挑戦してロマンを作り上げていることに感動した。

 

役者さんの魅力を

改めて知る時間にもなりました。

 

 

劇場内のお店では

コラボメニューもあり赤ワイン

 

 

キャラクターをイメージした

ドリンクです。

 

 

選んだのは

コナンニコニコ

その名も

おひさまみたいなドリンク

下矢印下矢印下矢印

ストローに添えられた

飾りを開くとパイナップルに笑

 

コラボメニューじゃないけど

お腹がすいでいたので

サンドイッチも食べました。

たっぷりの野菜の下にもパンがあり。

 

マンゴーとパッションフルーツのノンアルコールドリンクでしたが、星型のナタデココも入っていたので、最後まで飲み干し、最後の一粒まで食べきりましたニコニコ


美味しかったですOK



 

 

 

 

 
<東京公演>
東京芸術劇場
プレイハウス
6月16日(日)まで
 
<大阪公演>
梅田芸術劇場
シアター・ドラマシティ
6月28日(金)~30日(日)