ミュージカル

「カム フロム アウェイ」

 

 

 

2001年9月11日

アメリカ同時多発テロ事件

(9.11)が発生。

 

とてつもない事態に世界が揺れた。

一方で、アメリカ領空の全ては封鎖され、

行き場を失った多くの飛行機が発生。

そのうちの38機が急遽向かうことになったのが、カナダのニューファンドランド島にあるガンダー国際空港だった。

 

のどかな町・ガンダーの日常に不時着した38機。飛行機には乗客・乗員合わせて7000人もの人々が乗り合わせており、島の人口に匹敵するほどの数だった。

 

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突然起こった事態を受け入れることになったガンダーの人々。一方で、領空閉鎖に伴う急遽な対応に追われる乗員達、不時着した経緯の詳細も分からないまま、ガンダーに連れてこられてしまった乗客達。

 

 

まだ携帯電話が普及していなかった時代。

連絡が容易にとれない状況のなか、不安が沸いて、得体も知れない恐怖は混乱を呼び。苛立ちが募る。それでも、受けとめて寄り添おうとしてくれる気持ちがあった。

人と人。心が触れ合い始めて…。

 

不時着し再び飛び立つまでの

5日間が もたらしたものとは。

 

宗教。人種。様々な国。一人一人が抱える状況があるなか、すべてを超えて繋がる大切な何かが胸に溢れてきます。

 

 

出演者は12人の適材適所。

休憩なしの100分間。

 

入れ代わり立ち代わり。様々な場面ごと その状況のなかに登場する人物達は計100人ほどいますが、それらすべてを 12人の役者さん達が演じ分けて怒涛の勢いでドラマを交錯していきます。

 

スポットが当たっていても 当たっていなくても、一人一人が主人公。

それぞれにドラマがあり、同時進行で色んな人生が繰り広げられていることを知る。

 

時にクスっと笑えたり、時に心温まり。そして、ハッと気付く。

いいことばかりじゃない。サッと瞬時に覆われる痛み。差別や屈辱の苦しみ、尊い命を思う悲しみ。

少しずつ沈殿する いろんな気持ちを引きずりながら、過ぎ行く時のなかに身を置いて、それでも育まれた絆に胸が熱くなる。

 

あまり予備知識を入れすに来た。

見る前はもっと深刻でドロドロしたシビアな話だったらどうしようと思っていたので、想像していたよりも綺麗な纏まり方に拍子抜けしたというのが見終わったときの感想だったけど。次第にジワジワきた。そこには希望があった。

 

与えられた5日間という時間のなか

12人の役者さんが演じた

すべての人物。

物語のなかで描かれる世界は

誰かに特別な肩入れはしてない

だけど

誰もが特別だと教えてくれる。

 

舞台上で繰り広げられる人生。沸き立つような情熱が凄いし、素晴らしい音楽に乗って、まるでドキュメンタリーを見ているような、ハートフルな真実でした。

 

 
心を捉えられること。言葉や人物、シチュエーションなどから、見る度に感じとり、色んな受け止め方が出来る作品だと思いました。

 

 

バントの皆様の演奏も最高でしたルンルン

心が躍る。

 

 

加藤和樹くんは”ボブ&その他”として存在し躍動しておりました。バッチリOK頼もしかった。

 

開幕後、舞台上に和樹くんの姿を見つけて、さささっと、立ち位置に走ってくる姿が微笑ましくニコニコよーいスタート!!久しぶりの青年役が見られたことも嬉しかったです。

 

 

開幕前に食べたランチ

3種のサンドイッチとケーキラブラブ

コーヒーを付けて愛

美味しかったです。

 

寒い日でしたが

傘をささずにすんだので

よかったです。

 

 

 

3月8日 出演者:

安蘭けい
石川 禅
浦井健治
加藤和樹
咲妃みゆ
シルビア・グラブ
田代万里生
橋本さとし
濱田めぐみ
森 公美子
柚希礼音
吉原光夫

 

スタンバイキャスト:
上條 駿
栗山絵美
湊 陽奈
安福 毅

 

<東京公演>
3月7日(木)~29日(金)
日生劇場
 

<大阪公演>
4月4日(木)~14日(日)

SkyシアターMBS

 

<愛知公演>

4月19日(金)~21日(日)
愛知県芸術劇場 大ホール

 

<福岡公演>
4月26日(金)~28日(日)
久留米

シティプラザ ザ・グランドホール

 

<熊本公演>
5月3日(金祝)~4日(土)
熊本城ホール メインホール

 

<群馬公演>
5月11日(土)~12日(日)
高崎芸術劇場 大劇場