【浅草公会堂】
「新春浅草歌舞伎」
1月2日~1月26日
15時スタートの第二部を鑑賞しました。3演目&休憩時間で終演は19時4分予定予備知識なしで来てしまい、今までで最長時間の歌舞伎滞在なので年明け早々一瞬ビビる
しかし、開幕前に行われた 中村種之助さんからの年始ご挨拶で緊張が解れて ゆったりと楽しむことが出来ました
若手の登竜門として知られる
「新春浅草歌舞伎」
尾上松也さん、中村歌昇さん、坂東巳之助さん、坂東新悟さん、中村種之助さん、中村米吉さん、中村隼人さん。こちらの7名は今回の公演で一区切りとなるそうです。
演目は見ごたえ盛りだくさん
一谷嫩軍記
一、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実:中村歌昇
相模:坂東新悟
藤の方:中村莟玉
堤軍次:中村橋之助
源義経:坂東巳之助
二、流星(りゅうせい)
流星:中村 種之助
河竹黙阿弥 作
新皿屋舗月雨暈
三、魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)
魚屋宗五郎:尾上松也
女房おはま:坂東新悟
小奴三吉:中村種之助
磯部主計之助:中村隼人
菊茶屋娘おしげ:中村莟玉
鳶吉五郎:中村橋之助
召使おなぎ:中村米吉
岩上典蔵:坂東巳之助
浦戸十左衛門:中村歌昇
古典・舞踊・芝居
こういう組み合わせ大好き
歌舞伎の魅力が
ぎゅっと つまっていました。
お目当ての坂東巳之助さんは
物語をグイっと動かし
ビシッと締める存在感
良かった
張りのある声は聞き取りやすく
これぞ歌舞伎なのだけど
一方で
唄うように、しなやかで
ロック魂を感じる。
そういうムードが良いなと。
歌舞伎座で見て以来、注目
これからもご活躍を楽しみにしています。
若手の俳優さんたちが大好きな演目を思いっきり演じて、見ているほうも楽しめて、リラックスしながら芸術を味わう時間です。
”一谷嫩軍記 熊谷陣屋 ”は国立劇場でも見たことがあったので、その時の記憶と重ねながら、目の前の役者さん達から感じる物語を受け取り、”流星(りゅうせい)”は演者一人の踊り分け。面白かった最高です”魚屋宗五郎”は総出演の配役を楽しみながら最後まで見入ってしまいました。
初めて来ました「浅草公会堂」。劇場内のスタッフさんが「いらっしゃいませ」とともに「ごゆっくりお楽しみください」というような言葉も添えられていて素敵だなと思った。肩ひじ張らず楽しもうという気持ちになれた
スターの手型。たくさんありました。初めて見たので しばし注目街のあちこちに浅草歌舞伎のポスターが貼られており、劇場までの道のりでもテンションUPお正月。新年を実感しました。
駅から劇場に向かう道中
たくさんの人で賑わっていました。
幕間に眺めた景色。
劇場内で購入したお弁当。
天むす&おこわいなり。
美味しかった
終演後の雰囲気
浅草の風情を感じながらの帰り道。
スカイツリーも綺麗でした。
やっぱりここは通りたい。
雷門をくぐって
浅草を後にしました。
歌舞伎俳優さん
皆さんの歌舞伎愛を受け取り
清々しくて素敵だと思った。
良い年になりますように。
これからのご活躍も楽しみです