タカラヅカ外のエンタメ記録です。

槇原敬之コンサート「TIME TRAVELLING TOUR 2nd season ~Yesterday Once More」@東京ガーデンシアターに行ってきました。


タイトルが示す通り、1990年にデビューした彼が90年代に発表した曲のみ(※アンコールの1曲除く)で構成したコンサートでした。


マッキー、タカラヅカとのつながりはあったかな…。楽曲提供とかはありませんでしたが、2011年のFNS歌謡祭で現役生(当時)とコラボしたようですね。覚えてない…。あとはスカイステージの音楽番組で何度かジェンヌがマッキーの曲を歌っていますね。

ガーデンシアター、最大収容人数8,000人で、ものすごく大きなホール。客席4層もあって。でも平日にもかかわらず埋まってた!!マッキー、いろいろお騒がせがありすぎた波乱万丈な人ですが、平日に都心から離れた有明で、このキャパ埋めるアーティストパワーが健在なことにまず驚き。今回のツアーもかなり本数多いし、人気は衰えていませんね。ちなみにガーデンシアター、私が海外赴任している間にできたイベントホールで、個人的にはコンサートで2回目の訪問でした。「倍速で走れよ!!」とか思いながら、ゆりかもめで向かいました…。このエリア、なんか苦手www。

マッキー、私より年齢はいくつか上です。デビューした時、「なんてすごい人が出てきたんだ!!」と衝撃だったんですよね。彼は大阪・高槻出身ですが、子供の頃、一時期北摂で過ごした私には親近感もあって。それこそ90年代はアルバムよく聴いていたんですよねー。これまた先日ライブに行った徳永英明氏同様、大学時代、部活の合宿所に行く車の中でよく聴いていたんです。で、彼にいろいろあってからは自然と聴かなくなっていたんですよねー。ということで、コンサートも初参戦でした。


…という事情もありながら、懐かしい曲のオンパレードに涙腺が緩みがち。彼の、特に古い曲ってまんま実体験とかものすごく私小説的なのに、なんだか自分の日常とか恋愛とかいろいろ重なるんですよねー。それもいくつも。甘酸っぱかったり、ほろ苦かったり、主に大学時代の記憶がいろいろ蘇りました…(苦笑)。私小説的なのに普遍性持つってすごいことだなと思います。とても好きな「北風~君にとどきますように~」もセットリストにありました(酷暑なのにwww)。大学時代、Wスクールしていた時期があったのですが、予備校登校の日、すごく雪が降ったことがあり、その日一日中、「北風」が頭の中で鳴り響いていた(←勉強に集中しろww)ことまで思い出しました。音楽の持つ力ってすごい!!

マッキー、序盤こそ若干高音細くなったかなー?という印象でしたが、調子は尻上がりだった感じ。声質も若干変わったようだけど、女性に比べ、男性シンガーは歌唱力大幅に衰えることはないですね。バンドも8人編成で楽団の様相。サウンドも厚みがあって豪華でした。

私、社会人になってから大阪勤務が長く、梅田を拠点としていた時期がありました。その当時、浪人時代のマッキーが足繁く通い、ウルフルズのトータス松本氏がバイトをしていた中津の「カンテグランデ」というカフェがめっちゃ好きで。ブログ読者の関西人でこの店ご存じの方、いらっしゃるんじゃないかな??? 外回りの合間にちょいちょい訪ねてチャイ飲んだよなー。いまだにカンテ以上にチャイ美味しい店見つからないなーなんてことまで思い出しました。次回、大阪行くときは必ず寄らねば!!

大阪時代、さるライブで彼の「LOVE LETTER」という曲を歌ったことがあったのですが、客席にたまたま偶然、当時、通っていた某大手英会話学校のよくレッスン当たっていた講師がいて超ビックリしたこととかもあったなー。お互い「ここで何してんの!?」みたいなwww。

ステージは実に2時間50分!!マッキー、大阪人だけにMCも退屈せず。トイレタイムは休憩にするのでなく、マッキーが長めにMCするという斬新な手法に驚きましたwww。その間、高齢者を中心にゾロゾロ、席を立つという…。

いろいろあった人で、MCでもちょいちょい自虐挟んできましたが、「長く支持されているものには理由がある」を実感したステージ。まさに素敵な「TIME TRAVELLING」でした。