元月組トップ・大滝子容疑者の詐欺事件。ワイドショーの類いでも大きく報道されていますね。

「返すつもりだった」と容疑を否認していますが、「スポンサーみたいなものだから、お金を出すのは当たり前だ」などと供述しているそう。呆れてモノが言えない…。そもそも「ハリウッドで映画を作りたい」と被害者に出資を求めたそうですが、この人がハリウッドで映画を作ることが可能かどうか、被害者は考えなかったのだろうか??

容疑者のディナーショーのチケット代金が8万円(!)どという報道も目にしましたが、私が2年前に行った松田聖子のディナーショーだって5万円台ですよ??2、3年前には故・谷村新司氏や玉置浩二が6万円台と「ディナーショーチケット最高値グループ」だったようですが、それを上回るって…。

まぁ推し活は、ファンが見合うと納得すれば、いくらでもお金をつぎ込めばいいんでしょうけど、この容疑者のディナーショーが8万円の価値があるかどうかは、客観的に見てかなり疑問ですよね。ハリウッドでの映画制作も然り。

結局、タカラヅカって盲目的なファンがいるおかげで成り立っているということが今回もよく分かりました。そこへの依存から脱却できない「元スター」も多いのでしょう。私設ファンクラブやタニマチのサポートに頼るしかない人生…。虚しすぎる。結局、音楽学校も劇団も教育していないんですよね。「教育機関」ではないから。だから未熟で常識のない「お花畑ジェンヌ」がどんどん世に放たれてしまう。それを支えるのが「お花畑ファン」なので、ウィンウィンっちゃ、そうなのかもだけど(笑)。

随分タカラヅカジェンヌのサポートに一生懸命な知人の知人の金持ち(女性)がいるのですが、その人の夫は「ホストに入れあげるよりはまぁいいか」と黙認しているそう。でもこういう事件を見るにつけ、「ホストよりタチ悪くね??」とも思ってしまい…。

最近の元トップでも、テキトーな仕事しかない人、テキトーな仕事すらなさそうな人といますが、結局、いかに現役時代のファンを維持して助けてもらうか、ますますそういう展開になっていきそう。まぁタカラヅカファンが「お花畑」と揶揄されるゆえんですね。