最近の記事にたくさんコメントいただきありがとうございます!!追ってお返事させていただく予定です、はい。


さて、タカラヅカ外のミュージカルのチケット代の高騰が著しいですね。

ホリプロ製作の「カム・フロム・アウェイ」のS席15,000円も高いなーと思っていたところ、東宝の「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」「モーツァルト!」のS席は平日17,500円、土日祝日千秋楽にいたっては18,500円ですよ!!

「ムーラン」は去年の初演時点で、チケット代の高さに驚いたんです。話題にもなりましたよね。でもセットにかなりお金かかっているし、楽曲はありもの使用で著作権使用料がかさんだ、さらには訳詞に有名アーティストを多く起用したため仕方ないのかな、と思ったりもしたのですが、もともと昨年時点で今年の再演は決まっていて、セット代も新たにかかることはないのに…。

「M!」は2021年公演がS席14,500円だというのは確認できました。私は2002年の初演を数多く見ていますが、このときは12,000円ぐらいだった記憶なんですよね~。だとしたら、この22年でなんと約1.5倍!!「最近、物価高だし仕方ないよなー」では済ませられないですよね…。かなり歌がヤバくなった人たちも出続けていますし…。むしろチケット代下げろよ!みたいなww。

数ある東宝ミュージカルでもこの2作品だけ突出していて、ほかはそこまでではないんですよね。で、「ムーラン」と「M!」は帝国劇場公演だから高いのかと思いきや、現在帝劇で上演中の「Endless SHOCK」は13,500円…。

謎ですよね。

「M!」に至ってはもう何度も上演されていて、衣装ぐらいは新調するのかもしれないけど、新演出が既に導入されて久しく、セットも基本的には新造の必要もないでしょうし、どこにコストかかっているのかが不明。あとは今秋からの「レ・ミゼラブル」もこの料金になりそうな予感…。東宝、強気だわ…。

私、実は今月内に某国でミュージカル(※日本未上演作品)を見るのですが(サントラ聴いたらものすごく好みな感じでめっちゃ楽しみ!!)、チケット代、日本ほど高くはなく…。まぁ円安なので割高な印象はあるのですが、それでも18,500円まではいきません。で、公演のクオリティ自体は海外の方がはるかに上、ですからね…。日本で見るのがバカらしくなっちゃう。公演によっては25歳未満に割り引きしたりもしているようですが、こんな金額だともう観劇人口もそうそう増えない気がします…。

そうそう、先月末に長期公演が終わった「SMOKE」というミュージカル作品は料金が変動制で、なんだか申し訳ないぐらいすごく安く見られたんですよね~。あえてブログに感想を記さなかったのですが。韓国の作品の翻訳上演なのですが、出演者は男性2人、女性1人の3人だけ(複数キャスト)。舞台を客席が四方を取り囲んでいるという構造で、客席降りどころの騒ぎではなくww、常に客席の「中」で出演者が演じている状態。チケット代の安さといい、この舞台構造といい、なかなか衝撃でした。2018年から再演が重ねられていて、過去には元雪組2番手スターの彩吹真央も出ていたようですね。