劇団は一貫して宙組公演の早期再開を主張していたし、早晩そう発表するのは予想できたものの、いざ「主演・芹香斗亜」という文字を見ると、ギョッとしました。


ネット上では宙組再開を歓迎する声がかなり見られるようで…。確かに「組ガチャ」でパワハラ上級生どもにエラい目に遭わされた超下級生たちには同情の余地もありますけど、パワハラで仲間を死に追いやったあげく、パワハラを認めず謝罪を拒否し続けたような連中を「おかえり!!」「再開おめでとう!!」と迎えることは私には無理だとあらためて思います。どうしたって有愛きいさんは帰って来ないんですよ??劇団と有愛きいさんご遺族との合意文書締結後も「いじめもパワハラもなかった」だの「宙組を信じたみなさま、お疲れさまでした」だのというメッセージをネット上で拡散している連中にはもはや反吐が出ます…。世も末だわ。


まぁしかし、この半年超、宝塚歌劇団並びに阪急電鉄がどれだけとんでもない組織かを痛感させられてきましたが、結局全てはうわべだけで、本質はまったく変わっていないというか、実はさらに酷くなっているという現実をこの期に及んで突きつけられた気が。おかしな人が運営して、おかしな人たちが所属して、おかしな人たちが応援する。それはそれで完結しているのかもしれませんがね。


謝罪文をご遺族に送った連中も、劇団から公演の再開をエサに、それに応じたとしか思えない。まさか謝罪文作成にチャットGPTとか使ってないだろうな??あ、ヘアアイロン娘はその後、きちんと謝罪文出したのか??と思ったら、どこぞの報道によると出したらしいですね。だったら間に合わせろよ。


週刊新潮の「芹香、氷の微笑」も、昨日の発表を事前通告されていたとしたら合点がいきます。下級生がどれだけ泣こうが騒ごうが、自身はトップ継続、公演再開を保証されているんだから泰然自若を貫ける、と。怖い、怖い…。


しかし、どう考えても芹香斗亜が大羽根背負って最後に大階段降りてくる、って図がもはや想像つかないんですけど…。そしてそれを組子が笑顔で迎えるとか、もうとんでもないカオス。そもそももうそんなことしたくもないし、できないという組子の方が多いんじゃないかと思いますが。普通の感覚はそっちですよね??果たしてこの公演にどれだけの組子が参加できるのか…。


芹香も前任者に輪をかけて、退団後は表舞台での活動が極めて困難でしょうから、どうにかこうにか、なんとか公演再開できたとしても、もう「最後の晩餐」でしかないかも。阪急の外に出たらもうずっと針の筵でしょう。あ、でもまた阪急が“再就職”世話して守るつもりなんですかね。So crazy!!


いつぞやみたいに、これまた劇団に公演中止を求める脅迫状などが届いて、大勢の警備員配置とか、ごみ箱撤去とか、観客の手荷物検査とか強いられる状況も考えられますよね。いかさまだらけのハリボテとはいえ「愛にあふれた美しい花園」に似つかわしくない。


あ、ちなみになんでサイトー君(齋藤吉正氏)はこれで退団という噂になってるの??