宙組・有愛きいさんの死去を巡る劇団と上級生の「謝罪」報道、一斉に来ましたね。

年度末だし、宙組は「ファイナルファンタジー」が取りやめになりつつ大劇場公演が検討されているしで上演に向けた「タイムリミット」が近づいているのでしょう。

上級生が謝罪意向とのことですが、今までさんざん拒否していたとされるトップの芹香斗亜、組長の松風輝も翻意したということなのか??文春によると、花菱りずは「改心」して謝罪希望とされていましたが、ヘアアイロン事件の中心人物・天彩峰里の意向はこれまで全く不明ですよね…。どうなっているんだろう。「宝塚グラフ」でトンデモ発言してたし、有愛さん側代理人も指摘するように、それも含めて謝罪の必要があると思いますが。ってか、天彩って全ての不幸の始まりとも言えるヘアアイロン事件の当事者であり、本人は娘1のチャンス2回(宙と月)も逃がすしで、あんた一体何やってんの??という…。あげくにあの発言で、破滅型なんですかねー。


しかし一部報道によると、謝罪は手紙が検討されているとのこと。手紙って…。対面であっても心からの謝罪かどうか分かりませんが、手紙だとさらに誠意が見えづらくなりますよね。反省したふりはしやすしいし、ぶっちゃけ誰かが文面考えることもできるし、もっと言えば代筆することだって可能になるわけで。これでいいのだろうか???

すごいタイミングで音楽学校の合格発表も。コメントでもいただいていましたが、受験者、合格者の人数は発表しましたね。すみません。受験者は480人で合格者は40人。倍率は12.0倍でした。そうは言っても12倍もあり、狭き門であることには変わりないですが、4年連続で10倍台。昨年の15・3倍(612人受験)を下回り、21世紀では倍率ワーストを更新とのこと。確実に「タカラヅカ離れ」が進んでいます。コロナ禍でエンタメ業界は脆弱だということが知れ渡っちゃったし、タカラヅカは治外法権を盾にデタラメをやりまくってきたどうしようもない世界であることも白日の下に晒されちゃったし、まぁ当然の流れかと。ここで下げ止まればいいですけど、タカラジェンヌのなり手減少は、とりもなおさず、自己実現の場としてタカラヅカの魅力が低減していることの証左なのでしょう。もともとタカラヅカに入りたいような子たちの多くはそれこそ「志の低い人間ほど指導をいじめと捉える」みたいな“昭和脳”を叩き込まれているんでしょうけど、音高、劇団にはまさに“昭和脳”が跋扈しているわけで。そんな世間とまるっきり常識の違う世界で自己実現と言ってもねぇ…。


とはいえ、こんな時期にあえてタカラヅカに飛び込んだ人たちはよほど強い気持ち、ガッツがあるんでしょうし、頑張ってほしいです。

ちなみに音校は「個人情報保護等の観点から」との理由で、合格者の名前や出身地の都道府県データなどを今年から開示しないことに。宝塚歌劇OGの母や現役生の姉妹の存在も明かさなかったとのことで、やはり秘密・隠蔽主義であることには変わりないもよう。