本日、二つ目の記事です。一部メディアによると、今年の宝塚音楽学校の受験者数が過去最低だった昨年2023年の612人を下回ったとか。例年と違って数字をちゃんと発表しないところが姑息ですよね。不都合なことは徹底的に隠蔽。さすが宝塚歌劇団一派です。宙組・有愛きいさんの死亡が影響している、との見立てですが、そりゃそうですよね。

劇団は有愛さんへのパワハラを認め、ご遺族に謝罪の意向と伝えられていますが、いまだ実現せず。昨年は音楽学校でも105期生の「指導」を苦にした106期生が寮から飛び降りを図ったと報じられました。

フツーに考えれば、こんなところに娘を預けようという親はなかなかいないでしょう。受験生が少なくなるのを見越して、「今年は入りやすいはず」と“戦略的に”受験させた家庭はあったかもしれませんが、まぁこれだけいろいろな問題が噴出した組織に喜んで娘を預ける心境は私には理解できません。運営側も指導陣も生徒もおかしな人たち沢山居すぎるんですから。こんなおかしな組織に娘を預けて取り返しのつかないことになったら…。そう考えるのがフツーの親かと。

まぁもうずっと昔から芸事に集中し、親子ともども「他の道は考えられない」「もう後にはひけない」というケースは分からないでもないですが、それでもそんな家庭はごく一部のような…。「志の低い人ほど指導をいじめととらえる」みたいな思考に染められていたり??フツーに高校、大学進学させた方が将来の可能性ははるかに広がりますし。高校や大学行きながらタカラヅカ外のエンタメを目指す道もありますしね。まぁ険しい道だとは思いますが。

続けての受験者減で、生徒のレベル低下も気がかりですよね。なり手がいないと全体が衰退するのは目に見えてますし。これまで最高倍率は蘭寿とむ、壮一帆、紺野まひる、現花組長・美風舞良らを輩出した82期の48.2倍。受験者数にして1900人超。今は昔、ですね。宙組のパワハラ上級生たち、こういうところにも影響与えてしまっている自覚を持って、せめて早く身を引くべき。


これ、来年いきなり劇的に復調傾向になるとも思えないし、タカラヅカの終わりの始まり感、すごいです。