「歌劇」3月号を読みました。まず表紙が宙組・桜木みなと。「宝塚グラフ」2月号に続いての表紙。何なんだろう、この桜木推し。彼女はパワハラとは関係なく、むしろパワハラ根絶のために奔走していたと伝えられましたが、宙組生が表紙というだけで若干ギョッとしてしまう私の宙組アレルギーも相当なもんですね。あらためて言っておきますが、桜木さんは悪くありません(多分)。

そして2月号掲載と予告されながら、延びていた花組大劇場公演「アルカンシェル~パリに架かる虹」の座談会が3月号にようやく掲載されていました。「アルカンシェル」ってどこかで聞いたことあったなーと前々から思っていましたが、ロックバンドの「L'Arc~en~Ciel」でした…。こちらは冠詞付きバージョンですね。

座談会掲載遅れは演出家・イケコ(小池修一郎氏)のセクハラ&パワハラ&お花代ビジネス報道のあおりとも、いつもながらの脚本遅筆の影響とも言われますが、読後の第一印象として、なーんかよそよそしい感じがしました。大きな理由の一つが生徒の呼称。

柚香光→柚香さん、れいちゃん
星風まどか→まどか
永久輝せあ→ひとこ
ですが、
輝月ゆうま→輝月さん
聖乃あすか→聖乃さん
一樹千尋→一樹さん、ヒロさん
美風舞良→あおいちゃん
紫門ゆりや→紫門さん
綺城ひか理→綺城さん
帆純まひろ→帆純さん
一之瀬航季→一之瀬さん
星空美咲→星空さん

…と、「名字+さん」呼称が主体となっていました。それも下級生ほど。最近は小学校とかでも男女問わず「名字+さん」呼びが推奨されているやにも聞きますが、それとは違う流れでスキャンダル報道を受けて、イケコが遠慮しているようにも見え…。しかし「星空さん」ってwww。お客さまか。

ちなみにイケコが花組を担当するのは柚香体制になって最初で最後。組としては2018年の「ポーの一族」以来。当時の座談会では花組生をどう呼んでいたか調べようと思ったのですが、当時は海外赴任中で「歌劇」は取り寄せていたものの帰国前に処分しちゃったんですよねー。なので手元にない。まぁ花組久々だからこういう呼び方になったのかもしれないですが、写真のイケコ、何だか急速に老け込んだ感あるし、もはや大演出家然とはしてない印象もwww。ただのちっちゃいおじいちゃんみたいです。

ちなみに他組はどうだったのか調べると、昨年の星組「1789~バスティーユの恋人たち~」の座談会では
礼真琴→こっちゃん
舞空瞳→なこちゃん
輝月ゆうま→まゆぽん
美稀千種→ちーくん
瀬央ゆりあ→せおっち
有沙瞳→くらっち
天飛華音→カノン
白妙なつ→なっちゃん
暁千星→あり
極美慎→かりん
小桜ほのか→ほのか

…と愛称呼び主体。

これまた昨年の宙組「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」では

真風涼帆→ゆりか
潤花→かの
寿つかさ→すっしぃ
松風輝→まっぷー
芹香斗亜→キキ
桜木みなと→ずん
紫藤りゅう→るりこ
瑠風輝→もえこ
若翔りつ→りっつ
鷹翔千空→こってぃ
天彩峰里→天彩さん

…と、こちらもほぼ100%愛称呼びでしたwww。

いや~、花組久しぶりにしても違和感ありますよねー。イケコから壁作っているような。しかし若い生徒にほど「イケコ🍄🍄🍄、キメェ!!」とか思われてそうwww。彼女らには大演出家ではなく、セパ両リーグ制覇+カネにも汚いただの不名誉な「キモイおっさん」なのかもしれませんwww。

そして宙組・有愛きいさん死去後初めてとなる、創業家・小林公一氏の「夢・万華鏡」。宙組問題についてもう少し見解、気持ち表明がなされているかと思いきや、ほんの一コマ…。いみじくもご本人が指摘されているようにまだ決着していない話で、触れづらい面もあったかと思うものの、もう少し何かあってもよかったのでは、と思ってしまった。音楽学校の北海道修学旅行復活とかどーでもよくね?みたいな。宙組問題とは全く関係のない話題に誌面が割かれておりました…。創業家の見解、意向、やっぱり見えないわー。

ちなみに私は「アルカンシェル」東京公演の友の会チケットは全ハズレでございました…。ほんっと一公演おきにしか当たらない。何が友だよ…。