次期花組トップコンビに永久輝せあと星空美咲が決定。

でしょうね…。

むしろ、この2人以外の組み合わせはまず考えられなかったため順当すぎますね。

ついに娘1は105期か~。しかし問題なのは大劇場お披露目の演目はおろか、プレお披露目すら発表されなかったこと。宙組問題に鑑みて、今年下半期の公演スケジュール、確定しないんでしょうね。それにしても、コンビ以外、公演内容が何も発表されないって斬新…。作品出ないとつまらないですよね。想像、妄想のしようもないわけで。いろいろ実感に乏しいです。

ひとこ(永久輝)は結局、2番手2公演か…。一定程度の2番手期間がなくトップに昇格した生徒って、人気面でかなり苦戦する印象ですよね。音月桂、朝夏まなと、珠城りょう…。

タカラヅカでは「2番手時代が一番美味しい」と言われます。というのもトップとのバディ、敵役…などなどトップになってからは回ってこないような多種多様な役を演じられるからで、その間にファンを増やして「さぁトップへ!」という流れがあるわけです。ひとこの場合、2番手1作目が前作「鴛鴦歌合戦」。でもあろうことか演じたのは格好良くもないバカ殿…。2作目にして2番手最後となる「アルカンシェル~パリに架かる虹~」ではトップの柚香光演じるダンサーと渡り合うドイツ軍検閲官役とのことですが、未知数の部分が大きい。…ってことで永久輝さん、いろいろ不安ですね。

彼女は2019年末に雪組から組替えで花組に来ましたが、直後にコロナ禍が始まったこともあってか、どうにも花組で据わりがいまひとつなままなのも気になるところ…。生粋の花男・水美舞斗を押し退けたことを受け入れ難い組ファンも相当数いるでしょうし。ひとこ、星組から組替えし、最後まで花組が合わない印象だった真飛聖みたいな感じもあり…。真飛さんは「花組、花組」を連呼するたびに「なーんか違うんだよなー」って感じでした。相手役も…だったし、人気でないまま去りましたよね。女優に転身してからは当たってよかったね、ですけど。

とはいえ、ひとこは泣く子も黙る無敵のVISAガール(VISAがスポンサーを降りない限りは)。もうタカラヅカとして海外ミュージカル上演は厳しいかもしれないけれど、それなりに作品を盛ってもらえるかもしれないし、頑張ってほしいです(若干棒読み)。

星空さんはまた個人的な好みとは全然違うタイプ。ってことで、そもそも関心がわかず…。「鴛鴦」も5期も上の娘1・星風まどかの方がはるかに可愛かったですし。

永久輝、星空の次期花組体制、人気組、人気コンビになりそうな感じがどうにも希薄…。とはいえ、「おめでとう」と言っておきます。